ヒュー・グラント、「扉は朝まで開かないよ」と雲に巻く『異端者の家』本編映像

『異端者の家』4⽉25⽇公開

ヒュー・グラント主演、A24と『クワイエット・プレイス』ブライアン・ウッズ&スコット・ベック監督の脱出サイコ・スリラー『異端者の家』が、4⽉25⽇(⾦)公開。このたび、ヒュー・グラントがはにかみ顔で追い詰めていく本編映像が公開されました。

公開された映像は、ミスター・リード(ヒュー・グラント)が抱える、底知れぬ不気味さとシニカルな狂気を捉えたもの。

 

森の中の⼀軒家に、布教に訪れたシスター2⼈。だが、家主であるミスター・リードの動きがどうにも怪しい。⾝の危険を察知したシスター2⼈は、こっそり家から帰ろうとするが、何度試してみても⽞関の扉は開きません。

 

「すみません、扉を開けてもらえませんか︖」涙⽬になりながらも、あくまでも冷静に、そして友好的に交渉するシスターたち。しかし、ミスター・リードからの返答はどこまでも曖昧で、煙に巻くようなものばかり。「そう、⽞関は開かない」「ロックを外せば︖」「よくわかるとも。だが鍵はタイマー式だ」悪趣味な冗談のように繰り返される空を掴むような問答。やがて、ミスター・リードは、怯えるシスターたちを前に、おどけた“はにかみ顔”を浮かべながら、満⾜したかのようにこう⾔う。「正⾯の扉は朝まで開かないよ」「約束する。裏からでも安全だ」

 

どこからどう⾒ても安全とは⾔えない状況で、裏⼝からの帰宅をまるで親切⼼のように⾔い放つミスター・リードの底知れぬ不気味さとシニカルな狂気。観る者の神経をじわじわと蝕んでいくようなヒュー・グラントの怪演を捉えた映像となっています。

一度入ったら…

物語は、⼤⾬の中モルモン宣教師の若いシスター2⼈がある家に布教活動に訪れるところから始まります。

 

2⼈を迎えた男性は、⾬に濡れるから家の中で話しませんか?と問います。シスターたちは「男性のみが住んでいる家には⼊れないの」と断るが、男は「妻がいるよ。パイは好きかい?妻が今オーブンに⼊れているよ」と。

 

その⾔葉を信じて家に⼊った2⼈。しかしそこは、⼀度⼊ったら⼆度と出られない、恐ろしい仕掛けが張り巡らされた家でした……。

 

『異端者の家』は、4⽉25⽇公開。

 

[作品情報]

『異端者の家』

原題:Heretic

監督/脚本:スコット・ベック、 ブライアン・ウッズ

キャスト:ヒュー・グラント、ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト

2024 年|アメリカ・カナダ|字幕翻訳:松浦美奈

配給:ハピネットファントム・スタジオ

公式 HP:https://happinet-phantom.com/heretic/

© 2024 BLUEBERRY PIE LLC. All Rights Reserved.