『ロザリー』5月2日公開
第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品、クィア・パルム賞ノミネート、1870年代フランスに実在したヒゲの女性に着想を得た真実の物語『ロザリー』が、5月2日(金)新宿武蔵野館ほかで全国公開。このたび、30秒予告および場面写真10枚が公開されました。
公開された写真は、ロザリーが殻を破り自分を解放していく間に出会う登場人物たちが浮き彫りになる10枚。
毛を隠すことなく生きようと決めたロザリー(ナディア・テレスキウィッツ/『私がやりました』『悪なき殺人』)が本を片手にポーズをとり写真撮影に挑むシーンに加え、アベル(ブノワ・マジメル/『ポトフ 美食家と料理人』『ピアニスト』など)の無骨なしぐさ、多毛症を隠し全身の体毛を剃り結婚式にのぞむロザリーと寡黙なアベルの結婚式、初夜でロザリーの体に隠された体毛に気づき彼女を拒否するアベル、夫のカフェを繁盛させるため初めてヒゲを伸ばした姿でドキドキしながら店に出るロザリー、勇気ある行動に出たロザリーに惹かれる村の女性たち、好奇心いっぱいの若い娘にヒゲを触らせ心を通わせるロザリー、妻のヒゲ姿に戸惑いながらも徐々に歩み寄る姿勢を見せるアベル、風紀の乱れと真っ向からロザリーの存在を否定する村の権力者バルスラン(バンジャマン・ビオレ/現代フレンチポップスの雄と謳われる有名音楽プロ
デューサーでもある)、誹謗中傷に抗うロザリー。
彼女を応援する側につくジャンヌ役は、バンジャマン・ビオレの娘アンナ(劇中で歌も披露!)が演じているのも注目ポイントです。
ヒゲを隠さず生きた女性の物語
生まれた時から多毛症に悩まされるロザリーは、その特別な秘密を隠して生きてきました。田舎町でカフェを営むアベルと結婚し、店を手伝うことになりある考えがひらめきます。
「ヒゲを伸ばした姿を見せることで、客が集まるかもしれない」
始めは彼女の行動に反対し嫌悪感を示したアベルでしたが、その純粋で真摯な愛に次第に惹かれていきます。
果たして、ロザリーは本当の自分を愛される幸せと真の自由を見つけられるでしょうか…。
『ロザリー』は、5月2日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開。
[作品情報]
『ロザリー』
原題:Rosalie
監督・脚本:ステファニー・ディ・ジュースト 脚本協力:サンドリーヌ・ル・クストゥメル
出演:ナディア・テレスキウィッツ、ブノワ・マジメル、バンジャマン・ビオレ、ギヨーム・グイ、ギュスタヴ・ケルヴェン、アンナ・ビオレ
2023 年|フランス・ベルギー|フランス語|115 分|シネマスコープ|5.1ch|字幕翻訳:大城哲郎|PG12
配給:クロックワークス
© 2024 – TRÉSOR FILMS – GAUMONT – LAURENT DASSAULT ROND-POINT - ARTÉMIS PRODUCTIONS
公式 X:@rosaliemovie
HP:https://klockworx.com/rosalie
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