「チ。 ―地球の運動について―」連続2クール全25話放送中
第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞の魚豊(うおと)原作、地動説証明に自らの信念と命を懸けた者たちの物語「チ。 ―地球の運動について―」が、NHK総合テレビで毎週土曜午後11時45分に放送、放送終了後Netflixで世界配信、ABEMAで無料配信。このたび、第24話のあらすじと場面写真が公開されました。
第 24 話は、「タウマゼインを」。
舞台は1468年、ポーランド王国都市部。青年アルベルトはパン屋で働きつつ、天文への夢を捨て切れずにいました。
ある日、教会で謎めいた司祭から告解を促され、ぽつぽつと子供時代のことを語り出します…。
新キャストに種崎敦美!
23話から登場した石毛翔弥が演じたパン屋の青年、アルベルト。24話に出てくるアルベルトの少年期を演じるのは、種崎敦美であることがわかりました。
種崎は原作について「頭の中が宇宙みたいになって、胸が熱くなって、わくわくしました。」と話し、アルベルト役については「少年期のとある経験により、溢れるほどあった知的好奇心を閉じ込めてしまっていますが、本来の自分を取り戻すことで、またバトンが繋がっていく…という、地動説にとってとても重要な人物です。」とコメント。
さらに「テレビアニメ「チ。」のゴールも近いです。ぜひ、一緒に見届けてもらえたら嬉しいです」と語っています。
知と血、命がけで「地」を
舞台は15世紀のヨーロッパ某国。
地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で“地動説”の可能性を知った神童ラファウが、自らの命と引き換えに地動説の照明を未来に託した第一章。
それから10年後、ラファウの信念を偶然にも託されたオクジーが修道士のバデーニにつなぎ、天文研究助手ヨレンタと出会い、“地動説の証明”にたどり着きます。しかし異端審問官ノヴァクによって、証明された地動説が世に出ることは叶わず、オクジーとバデーニは悲劇的ながらも感動を呼ぶ最期を迎えました。
それでもバデーニが一縷の望みを懸けて、地動説の証明を未来へと届けた第2章。そこからさらに25年、“地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たち”が未来へと託した想いと感動は、「金を稼ぐ」という強い信念を持つ移動民族の娘ドゥラカの元に届きます。
シュミットら異端解放部隊と行動を共にし、これまで紡がれてきた信念の炎に触れていくドゥラカ。自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑む者たちを待ち受ける運命とは…?
「チ。 ―地球の運動について―」はNHK総合テレビで放送中。
[作品情報]
「チ。 ―地球の運動について―」
原作:魚豊「チ。 ―地球の運動について―」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
キャスト ドゥラカ:島袋美由利 シュミット:日野聡
ラファウ:坂本真綾 ノヴァク:津田健次郎 フベルト:速水奨
オクジー:小西克幸 バデーニ:中村悠一 ヨレンタ:仁見紗綾
監督:清水健一
シリーズ構成:入江信吾
キャラクターデザイン:筱雅律
音楽:牛尾憲輔
音響監督:小泉紀介
OP/主題歌:サカナクション「怪獣」
エンディング曲:ヨルシカ「アポリア」
スタッフ アニメーション制作:マッドハウス
©魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会
公式 HP:anime-chi.jp
公式 X:@chikyu_chi
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