劇場アニメ『ベルサイユのばら』公開中
池田理代子「ベルサイユのばら」の完全新作劇場アニメが公開中。去る3月1日(土)、映画の大ヒットを記念して、アントワネット役を演じた平野綾とフェルゼン役の加藤和樹が登壇した「マリー・アントワネットとフェルゼンの愛の歌唱付上映会」が開催されました。
ライトスティックのきらめきが場内を包む中、平野はマリー・アントワネットの楽曲『Ma Vie en Rose』を熱唱しながらステージに登場。歌唱を終えると入れ替わる形で今度は加藤がフェルゼンの楽曲『Soul to Soul』をステージ上でパフォーマンスしました。
別のミュージカル稽古場で自主練
会場が『ベルばら』ワールドに酔いしれる中、平野は「レコーディング以来3年ぶりに歌いました!当時の自分はどのように歌っていただろうか?という所から始めました。先日まで帝国劇場でコンサートをやらせていただいて、(加藤と平野の)二人とも出演している日があったので稽古場でこっそり一緒に練習していました」と加藤と自主練に励んでいた事を明かしました。
加藤も「ここ何週間は楽曲をひたすら聴き込んで、フェルゼンとしてどう歌っていたのかを思い出しながら歌いました」と帝国劇場での平野との自主練には「思い出の稽古場で、コンサートとは全然違う歌を二人して練習していましたね」と振り返りました。
ステージ上ですれ違って歌唱をバトンタッチするエモい演出については、数々のミュージカル作品で共演を重ねていることから「よくすれ違っているんです」と平野が言えば、加藤も「平野さんの後ろ姿を結構見ているような気がします。別の作品でも似たような関係性でしたから」と笑わせました。
難しいキーレンジに苦戦も
澤野弘之が音楽プロデューサーを務めた『ベルばら』の楽曲の数々について、平野は「令和の『ベルばら』は澤野さんなんだと驚いたし、ダイナミックな楽曲を手掛けられている印象があったので、今回も素晴らしい曲が出来上がるだろうと思いました。『ベルばら』の色々な顔を見せてくれる楽曲が多くて、難しかったけれど楽しかったです」と名曲ぞろいだと感激。
加藤も「自身の曲に限って言うと、最初に聴いたときは『マジか!?』と思った。キーのレンジの高低差があってそこが難しかったし、デュエット曲も実際に歌う時に苦労しそうだと思った」と曲の感想を述べました。
楽曲収録は別々に行われたそうですが、デュエット曲について加藤が「これまでの共演経験があったので、お互いを信頼して出来ました」と言えば、平野も「想像がしやすかったし、想像したそのものが来た」と阿吽の呼吸状態。
もっとも、歌唱シーンはセリフ収録の約 1 年前に行われたそうで、平野は「完成したものを聴いたのもしばらく時間が経ってからだったので、新鮮な気持ちで聴くことが出来た」と言い、加藤は「歌を先に録ってその後に芝居を録ったので逆算が必要でした。歌声とセリフの声が違い過ぎると誰が歌っているのかわからなくなってしまうので。そこの意識は難しかったです」と振り返りました。
「ひとりでやってます!」
中でもマリー・アントワネットは重ねた年齢を声で表しており、加藤は「自信や王妃としての自覚が芽生えていて、あの声の変化や成長は凄いと思った。先日、映画館で観て親心が芽生えました」と平野の演技に感動。
それを受けて平野は、「一人がやっているとは思わなかった!と言われることが多くて…平野綾がやっています!」と訴え、「ふとしたことをきっかけに人生が彩られるということをマリー・アントワネットはフェルゼンとの恋や子供たちやルイ 16 世から知ったと思うので、そこを意識しました」と想いを語りました。
スペシャルバージョンで念押し
最後に加藤は「今日生で初めて劇中歌を歌わせていただきました。頑張って歌ったものは沢山聴いていただきたいので、CD も宜しくお願いします!家に帰っても沢山楽曲を聴いていただきたいです」とアピール。
平野も「公開から一ヵ月くらい経ってもまだこんなにも沢山の方々にお集まりいただけて、応援いただけるのは作品として嬉しいことです。自分としては憧れていて大好きだった作品に携わることができて、さらにこうして歌わせていただけて、素敵な日々を過ごしています。皆さんにとっても令和版『ベルばら』が日々を生きる糧になったら嬉しいです」と悦びを語りました。
ふたたび二人は、マリー・アントワネット&フェルゼンが歌う『Resonance of Love』、オスカル、マリー・アントワネット、アンドレ、フェルゼンが歌う『The Rose of Versailles』を本日限りのスペシャルバージョンで披露し、最後の最後まで会場を『ベルばら』色に染めました。
18世紀ベルサイユを気高く生きた4人の物語
将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー・アントワネット。オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレ・グランディエ。容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。
彼らは栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きていきます。
劇場アニメ『ベルサイユのばら』は、1月31日(金)全国ロードショー。
[作品情報]
劇場アニメ『ベルサイユのばら』
■原作:池田理代子
■STAFF:
監督:吉村 愛
脚本:金春智子
キャラクターデザイン:岡 真里子
音楽プロデューサー:澤野弘之
音楽:澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO
アニメーション制作:MAPPA
製作:劇場アニメベルサイユのばら製作委員会
配給:TOHO NEXT、エイベックス・ピクチャーズ
■後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
■CAST:
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ︓沢城みゆき
マリー・アントワネット︓平野 綾
アンドレ・グランディエ︓豊永利⾏
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン︓加藤和樹
アラン・ド・ソワソン︓武内駿輔
フローリアン・ド・ジェローデル︓江⼝拓也
ベルナール・シャトレ︓⼊野⾃由
ルイ 16 世:落合福嗣
ジャルジェ将軍:銀河万丈
マロン・グラッセ・モンブラン:⽥中真⼸
ノアイユ夫⼈︓平野 ⽂
ルイ 15 世︓⼤塚芳忠
ロザリー︓早⾒沙織
ダグー⼤佐︓⼭野井仁
ブイエ将軍︓⼤塚明夫
ジャルジェ夫⼈︓島本須美
ロベスピエール︓⼩野賢章
ナレーション︓⿊⽊ 瞳
■主題歌︓絢⾹『Versailles - ベルサイユ - 』
■HP:https://verbara-movie.jp/
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Ⓒ池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
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