『あの歌を憶えている』2月21日公開
ジェシカ・チャステイン主演最新作『あの歌を憶えている』が、2月21日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほかで全国公開。このたびジェシカが本作へ出演した理由を語るコメントが公開されました。
数々の主演作で“強い女性”を演じ人気を博してきたジェシカですが、今作ではターゲットというディスカウントストアにて自ら衣裳を選び、最低限のヘアメイクを施し、人間関係に葛藤しながらも何とか前へ進もうともがくシルヴィアへと見事に転身しています。その意欲には波並みならぬものがあったことがコメントから窺えます。
「私はずっと、もっと小規模な作品を作りたい、独自の視点を持ち自由に映画を作れる監督と仕事をしたいと思っていました。チヤホヤされるために映画に出ているのではありません。仕事と創造性のために映画を撮っているのです。この映画にはインディペンデントの映画の精神が詰まっています。なんと美しいことか、と思います。今回私は自分で髪を整えて、シルヴィアの服を買いに行きました。130ドルくらい使って、それを持ち帰って、フィッティングをしました。毎日自分で髪を整えていたのは気分がよかったし、楽しかったです」
世間を恐れていたふたりの心の殻は、ゆっくりと溶けていく
ソーシャルワーカーとして働き、13歳の娘とNYで暮らすシルヴィア。若年性認知症による記憶障害を抱えるソール。それまで接点もなかったそんなふたりが、高校の同窓会で出会います。
家族に頼まれ、ソールの面倒を見るようになるシルヴィアでしたが、穏やかで優しい人柄と、抗えない運命を与えられた哀しみに触れる中で、彼に惹かれていきます。
ところが彼女もまた、過去の傷を秘めていました…。
『あの歌を憶えている』は、2月21日公開。
[作品情報]
『あの歌を憶えている』
原題:MEMORY
監督・脚本:ミシェル・フランコ『ニューオーダー』『或る終焉』
出演:ジェシカ・チャステイン『女神の見えざる手』、ピーター・サースガード『17歳の肖像』、メリット・ウェヴァー、ブルック・ティンバー、エルシー・フィッシャー『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』、ジェシカ・ハーパー『サスペリア』ほか
2023 年/103 分/アメリカ・メキシコ/英語/シネマスコープ/5.1ch
日本語字幕:大西公子
配給:セテラ・インターナショナル © DONDE QUEMA EL SOL S.A.P.I. DE C.V. 2023 https://www.memory-movie-jp.com
コメントをお書きください