悲劇から25年。そこには地動説の痕跡が…「チ。 ―地球の運動について―」第16話

「チ。 ―地球の運動について―」連続2クール全25話放送中

第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞の魚豊(うおと)原作、地動説証明に自らの信念と命を懸けた者たちの物語「チ。 ―地球の運動について―」が、NHK総合テレビで毎週土曜午後11時45分に放送、放送終了後Netflixで世界配信、ABEMAで無料配信。このたび、第16話のあらすじと場面カットが公開されました。

第16話は、「行動を開始する」。

 

バデーニ、オクジー、ヨレンタの悲劇から25年。教会の主流派幹部の倫理的腐敗は極まり、各地で抵抗勢力が台頭しつつありました。

 

そのうちの一派、過激なことで知られる「異端解放戦線」のシュミットは各地の審問所を襲撃し、異端を解放して回っていました。

 

ある日、シュミットは組織長の命により聖堂を襲撃、ある書物を奪取します。そこには「地動説」を示唆するような言葉が綴られており…。

第2弾の本 PV公開

地動説を証明するために信念と命を懸けたラファウ、バデーニ、オクジ―、ヨレンタの名セリフが、新章のメインキャラクターたちに繋がっていく流れに胸を打たれる本PVも公開されました。

「金を稼ぐ」という強い信念を持つドゥラカ(CV 島袋美由利)が地動説に関する本に衝撃を受け、その本を出版することで「既存秩序と対峙し新たな地平を次世代に広げることだ」と話すシュミット(CV 日野聡)。新たな者たちに“受け継がれた信念の炎”。「地球を動かすとしよう」というセリフで締めくくられるPV 映像には、これまで物語を追ってきた人なら誰もが胸を熱くすることでしょう。

 

ヨルシカの新エンディング曲「へび」の一部も公開されています。

知と血、命がけで「地」を

舞台は15世紀のヨーロッパ某国。

 

地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で“地動説”の可能性を知った神童ラファウは、「いったい何を捧げれば、この世界のすべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑みます。

 

ラファウを待ち受ける運命とは・・・?

 

「チ。 ―地球の運動について―」は10月よりNHK総合テレビで放送中。

 

[作品情報]

「チ。 ―地球の運動について―」

原作:魚豊「チ。 ―地球の運動について―」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)

キャスト ラファウ:坂本真綾 ノヴァク:津田健次郎 フベルト:速水奨

オクジー:小西克幸 バデーニ:中村悠一 ヨレンタ:仁見紗綾

OP/主題歌:サカナクション「怪獣」

エンディング曲:ヨルシカ「アポリア」

スタッフ アニメーション制作:マッドハウス

©魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会

公式 HP:anime-chi.jp

公式 X:@chikyu_chi