『ムーティ指揮、ウィーン・フィル「第九」200周年記念公演 in Cinema』1月3日(金)より一週間限定上映
ベートーヴェンが完成させた9つの交響曲の最後となる「交響曲第9番 ニ短調 作品125(通称「第九)の初演200周年を記念した特別コンサートの模様が、『リッカルド・ムーティ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「第九」200周年記念公演 in Cinema』として、日本限定で、2025年1月3日(金)より一週間限定上映、12月31日(火)に東劇・新宿ピカデリー・ミッドランドスクエア シネマにて特別先行上映。このたび、本編映像が公開されました。
世界最高峰のウィーン・フィルを率いるは巨匠リッカルド・ムーティ。ほぼ毎年共演を重ねる両者の厚い信頼が、至福のハーモニーを響かせ、本国では即完だったプレミア・コンサートが、日本限定で映画館にて上映されます。
第4楽章「歓喜の歌」を彩るソリストたちもファン垂涎の顔ぶれ。輝かしい高音域で魅せるソプラノ ユリア・クライター、豊かな色彩と力強さを合わせ持つメゾ マリアンヌ・クレバッサ、バリトン並みの低音から力強い高音まで自在に操るテノール マイケル・スパイアズ、そして世界的バスのギュンター・グロイスベック。世界のトップ歌手たちによる声の饗宴も聴き逃せません。
俳優の石丸幹二は大画面上映に際し次のようにコメントしています。
「まったく色あせず聳え立つ200年前の傑作。マエストロの激しさと静けさに呼応する、オーケストラの、自在に揺れ動くテンポと、胸に刺さる音色。終盤には、喜びに満ち溢れた艶やかな声たちが加わり。映像だからこそ叶ったアングルが魅せるのは、彼らの瞳、視線、唇、呼吸、指、汗……。そして、全身から放たれる音、音、音。なんたる躍動感」
俳優の中谷美紀は、今回の映画館での上映について次のようにコメントしています。
「日本にいながらにして、マエストロ・ムーティとウィーン・フィルが奏でる第九交響曲の、極上の音色を味わうことができるとは、なんと贅沢なことでしょう。映画館の暗がりの中だからこそ、まるで楽友協会の客席で鑑賞しているかのような臨場感で、200年も愛されて来た壮大なシンフォニーのダイナミクスをご堪能いただけるのではないでしょうか?」
指揮者の原田慶太楼は次のように解説しています。
「ベートーヴェンの精神が蘇った歴史的なコンサート!1824年、既に聴覚の衰えが進んでいたベートーヴェン自身の指揮と、後にウィーン・フィルの創設メンバーとなる演奏家らによってケルントナートーア劇場で初演された「第九」は、ウィーン・フィルのDNAの一部と言えます。「第九」は平和、統一、兄弟愛への叫びであり、ヨーロッパのアンセムでもあります。Mo.ムーティの素晴らしい指揮から、オーケストラとの美しい友情を感じることができます」
指揮者の山田和樹は次のように称賛しています。
「ウィーン・フィルとムーティという最高の組み合わせでの記念碑的演奏。伝統に根差したウィーン・フィルの特別なサウンドが、冒頭の一音目から唯一無二の雰囲気を醸し出しています。それにムーティの気品と風格とが、演奏にメリハリと芯を与えていきます。第1楽章では威厳ある構成を描き出し、第2楽章では永遠に続くかのような舞踏を表現、第3楽章は天上のごときカンタービレで謡われ、第4楽章ではついに人の声と共に大団円を迎えます。”人類みな兄弟”というベートーヴェンとシラーの思想が、音楽を通して平和の願いとなって世界に広がっていくが如き名演!」
『リッカルド・ムーティ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「第九」200周年記念公演 in Cinema』が、日本限定で、2025年1月3日(金)より一週間限定(東劇、新宿ピカデリーのみ1月16日(木)まで2週間)上映。
[作品情報]
『リッカルド・ムーティ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「第九」200周年記念公演 in Cinema』
原題 Concert of the Society of Friends of Music in Vienna
指揮:リッカルド・ムーティ
出演:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団、ユリア・クライター(ソプラノ)、マリアンヌ・クレバッサ(メゾソプラノ)、マイケル・スパイアズ(テノール)、
ギュンター・グロイスベック(バス)
2024 年|オーストリア|83 分|字幕なし
配給:松竹
配給協力:dbi.inc
© ORF/UNITEL/Wiener Philharmoniker/Gesellschaft der Musikfreunde in Wien
■公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/wphmuti9/
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