2024年サンダンス映画祭でプレミア上映され話題となった、気鋭のインディペンデント作家ネイサン・シルヴァー監督作『セカンドステップ　僕らの人生第2章』が、YEBISU GARDEN CINEMA 他にて全国公開中。このたび本編映像と場面写真が公開されました。

公開された本編映像は、30年ぶりの再会を果たしたベンとカーラが、カーラの長年の夢だったユダヤ教の13歳の成人式“バット・ミツバ”を行う前日の模様を捉えたもので、ベンの家で、ベンの母とそのパートナーである義母、母たちから交際を期待されている美女ギャビーとその家族、そしてカーラが食卓を囲んでいるシーン。

大人しかいない食卓で唐突に「伝言ゲームしない？」と提案するベン。耳打ちで隣の人に”ある言葉”を伝え、それが1周回って同じかを確認するゲームです。

戸惑いつつも参加する一同。まずはベンからカーラへ。その隣のベンの母へ、さらに隣の義母へ…。なにやら笑いながら伝言していく。最後、ギャビーがベンに伝えた言葉は「愛してる アイスちゃん」。ベンいわく「惜しかった」そうで、はじめのベンの言葉は「愛してる カーラ アイスちゃん」と、なんと70歳のカーラへのストレートな愛の告白でした。

まさかの告白に静まり返る一同。30歳も年下のベンからの当然のカミングアウトに驚いたカーラが、自分の名前を消して伝言したのでした。

妻と笑顔を失ったベンと、職を失ったカーラ、それぞれに人生の狭間にいて漂流状況で出会った二人。“バット・ミツバ”という目標のため先生(ベン)と生徒(カーラ)として共に努力する中で、ベンとカーラは互いを引き出し合う存在となり、他では得られない繋がりを得ていたのです。

カーラの「心から欲しいものを追求し、自分自身を体現し、自分の人生を生きるべきだと。」いうメッセージを受け取ったベンが、年齢など関係なくこれからの人生を共に歩んでいきたいと思えたのは、他でもないカーラでした。

30 歳差の愛の結末は？そして二人は無事に 13 歳の成人式”バット・ミツバ”を成功させられるのでしょうか。

舞台は、NY郊外。

事故で突然妻を失い、信仰の危機に陥ったユダヤ教の先唱者40歳のベンと、彼の音楽教師だった70歳のカーラが奇跡の再会。

ユダヤ教徒の13歳の成人式“バット・ミツバ”をしたいという彼女の長年の夢を叶えようと時間を共にする中、ベンとカーラは諦めかけた自分の人生を取り戻していきます。

『セカンドステップ　僕らの人生第2章』は、12月20日(金) YEBISU GARDEN CINEMA 他にて全国公開中。

［作品情報］

『セカンドステップ 僕らの人生第 2 章』

原題 : Between The Temples

監督：ネイサン・シルヴァー

脚本： ネイサン・シルヴァー、 C ・メイソン・ウェルズ

出演：ジェイソン・シュワルツマン、キャロル・ケイン

配給：ロングライド

日本語字幕 中沢志乃

2024 年 | アメリカ | 111 分 | 英語 | F - 1.78 | カラー | 5.1ch | 

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