『キノ・ライカ 小さな町の映画館』オリジナルグッズやポスター展示決定!

『キノ・ライカ 小さな町の映画館』12月14日公開

映画監督アキ・カウリスマキ(『ル・アーヴルの靴みがき』『希望のかなた』『枯れ葉』)が仲間たちと作った映画館「キノ・ライカ」をめぐるドキュメンタリー映画『キノ・ライカ 小さな町の映画館』が、12月14日(土)よりユーロスペースほかで全国公開。このたび公開を記念し、上映館である渋谷・ユーロスペースにて、オリジナルグッズやポスターの展示、直輸入カップを使ったキノ・ライカ・ポップコーンの販売が決定。また、2025年1月には、劇中で出演者たちが話す映画の特集上映も決定しました。

©43eparalleleproductions

このたびキノ・ライカで販売されているオリジナルグッズやポスターの特別展示は、日本公開を喜ぶキノ・ライカの経営者のひとりミカ・ラッティからの提案で実現。

 

キノ・ライカから届いたのは、ロゴ入りTシャツ、パーカー、キャップ、オリジナルのポスター、そして…「キノ・ライカ 二ッティング・ボックス/キノ・ライカ ソックス」。3色の毛糸と編み棒、編み方説明書(フィンランド語・英語・日本語)が入っており、説明書通りに編み上げるとキノ・ライカのロゴ入りソックスを完成させられるというユニークな一品。

 

ボックス側面には、「私が自分で編んだ鍋つかみを、担任の先生が皆の前でクラスで一番だよとほめてくれたのは誇らしかった。それ以来編んだのは、カミさんに贈った花を飾るハンギングバスケットだけ。絶望的な出来だった」と、カウリスマキからのユニークなコメントも記載されています。

 

世界に30セットしかない、「アキ・カウリスマキ監督の直筆サイン入りボックス」を1名さまにプレゼントする来場キャンペーンも実施。詳細は、映画公式サイトにて順次掲載予定。

 

また、『キノ・ライカ 小さな町の映画館』の上映前に、オリジナル先付け映像(映画本編の前に流す映像)が上映されます。これはキノ・ライカで実際に使用されている「ライカ、おすわり。映画が始まるよ」「ワン!」という映画が始まる合図で、『マッチ工場の少女』『過去のない男』のカティ・オウティネンとアキ・カウリスマキの愛犬ライカの声が使われています。

 

そして、キノ・ライカから直輸入したポップコーン・カップを使用したキノ・ライカ・ポップコーンの販売も決定。ユーロスペースでは鋳鉄釜で

手作りした無添加ポップコーン菓子「農家さんのケトルコーン」とキノ・ライカ・カップのスペシャルパッケージが販売されます。

 

あわせて特集上映「カウリスマキと映画とキノ・ライカと」の開催も決定。劇中でカウリスキが 10 代の頃に「2 本立てで観て、完全に脳がふっ飛んだ」と語る『極北のナヌーク』(1922/ロバート・フラハティ監督)、『黄金時代』(1930/ルイス・ブニュエル監督)、そしてインタビューに登場するジム・ジャームッシュ監督とユホ・クオスマネン監督の各々の代表作である『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991)、『コンパートメント No.6』(2023/第 74 回カンヌ国際映画祭グランプリ、エキュメニカル審査員賞特別表彰受賞)を 2025 年 1 月に上映することも発表されました。

カウリスマキらがはじめての映画館をオープンするまでのドキュメンタリー

北欧フィンランドの鉄鋼の町・カルッキラ。深い森と湖と、今は使われなくなった鋳物工場しかなかった小さなその町に、はじめての映画館「キノ・ライカ」が誕生する様子を捉えたドキュメンタリー映画。

 

自らの手で椅子を取りつけ、スクリーンを張るのは映画監督のアキ・カウリスマキと仲間たち。キャデラックにバイク、ビールと音楽。まるでカウリスマキの映画から抜けでたような町で、住人たちは映画館への期待に胸をふくらませ、口々に映画について話しだします…。

 

『キノ・ライカ 小さな町の映画館』は、12月14日(土)よりユーロスペースほか全国公開。

 

[作品情報]

『キノ・ライカ 小さな町の映画館』

原題:「CINEMA LAIKA」

監督・脚本・撮影・編集:ヴェリコ・ヴィダク

脚本:エマニュエル・フェルチェ

出演:アキ・カウリスマキ、ミカ・ラッティ、カルッキラの住人たち、ジム・ジャームッシュ

2023 年/フランス・フィンランド/81 分/2.00:1/DCP/フンランド語、英語、フランス語

配給:ユーロスペース 

提供:ユーロスペース、キングレコード

公式サイト eurospace.co.jp/KinoLaika

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