『ザ・バイクライダーズ』公開中
『ヴェノム』のトム・ハーディ、『エルヴィス』オースティン・バトラー、『最後の決闘裁判』ジョディ・カマーが初共演、ジェフ・ニコルズが監督・脚本を務めた『ザ・バイクライダーズ』が、11月29日より公開中。このたび、主演オースティン・バトラーと⽣粋のバイク好きノーマン・リーダスが、溢れ出るバイク愛、劇中に登場するヴィンテージバイクとその裏話を語る特別映像を公開しました。
映像は、孤⾼のバイク乗り・ベニーを演じるオースティン・バトラーと、放浪のバイク乗り・ソニーを演じるノーマン・リーダスが、撮影のため40台以上のヴィンテージバイクを集めたというスタントコーディネーター、ジェフ・ミルバーンとともに劇中に登場するバイクとその裏話を紹介するもの。
乗り⼿によってそれぞれ違った個性を持つヴィンテージバイク。幼少期からバイクに親しんでいたオースティン・バトラーですら、「簡単に⽌まれない」「それぞれ個性があるから慣れるしかない」と、ヴィンテージバイクを乗りこなすために相当の訓練を受けたと語ります。
⼀⽅、ゲストとともにバイクでさまざまな⽬的地を旅するテレビドキュメンタリーシリーズ「Ride With Norman Reedus」では出演、進⾏、製作を務めるほど⽣粋のバイクマニアとして知られるノーマン・リーダスも、本作でソニーが乗るバイクは、“変わり者“が乗るバイクらしい「魔改造」を施したことを明かしています。
ほか、ノーマン・リーダスがスーサイド・シフトと呼ばれるほど危険なシフトを、度数の合ってない他⼈のサングラスをつけて疾⾛したことや、撮影⽤の借り物のバイクで「⼀度転んだ」「少し壊した」とオースティン・バトラーが告⽩、ノーマン・リーダスから「正直に⾔わなくていいのに」といたずらっ⼦のように答えるシーンも。
オースティン・バトラーとノーマン・リーダスのバイクへの愛情が溢れ出てくるような映像となっています。
バイクと暴力に明け暮れる一味の末路
舞台は、1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニー(オースティン・バトラー)でした。
地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていました。
バイカーが集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展するも、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていきます。
その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していました。
一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していました。
そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こって
しまいます・・・。
『ザ・バイクライダーズ』は、11月29日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、ホワイトシネクイント他全国ロードショー。
[作品情報]
『ザ・バイクライダーズ』
原題:『THE BIKERIDESRS』
監督・脚本:ジェフ・ニコルズ『テイク・シェルター』
出演:オースティン・バトラー、トム・ハーディ、ジョディ・ カマー、マイケル・シャノン、マイク・ファイスト、ノーマン・リーダス
2023年/アメリカ/シネマスコープ/116 分/カラー/英語/5.1ch/
字幕翻訳:松浦美奈/映倫区分:G
配給:パルコ ユニバーサル映画
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