家庭と友情の二択を迫る妻『ザ・バイクライダーズ』本編特別映像

『ザ・バイクライダーズ』11月29日公開

『ヴェノム』のトム・ハーディ、『エルヴィス』オースティン・バトラー、『最後の決闘裁判』ジョディ・カマーが初共演、ジェフ・ニコルズが監督・脚本を務めた『ザ・バイクライダーズ』が、11月29日公開。このたび、トム・ハーディと、ジョディ・カマーが、オースティン・バトラー演じるベニーを巡って⼀触即発の本編特別映像が公開されました。

「誰にも渡さない、ベニーは私のもの」

 

公開された映像は、ベニー(オースティン・バトラー)を巡り、妻キャシー(ジョディ・カマー)が“ヴァンダルズ”孤⾼のトップであるジョニー(トム・ハーディ)と⼀触即発のつばぜりあいを繰り広げる様⼦を捉えたもの。

 

運命的な出会いを経て結婚を果たしたベニーとキャシー。しかしキャシーは、結婚後もジョニーを筆頭とするヴァンダルズのバイク仲間と⽇々つるみ喧嘩に明け暮れ命を削るような危険な⾏動を続けるベニーに業を煮やしていました。

 

「誰もあいつに命令できない」「妻は私よ、あなたじゃない」「あなたも彼が好きならやめさせて」妻が捧げる愛情か?男同⼠の熱い友情か??1⼈のカリスマをめぐり妻とチームのトップが、本⼈の居ぬ間に⾆戦を繰り広げるシーンとなっています。

 

荒くれ者が集まったモーターサイクルチーム「ヴァンダルズ」をまとめあげるトップ、ジョニーを演じたトム・ハーディ。ニコルズ監督は「ジョニーがベニーに惹かれるのは、彼にないものをベニーが持っているからです」と⾔います。

 

「ジョニーがベニーに対して『お前はこの男たちがなろうとしているもの、そのものなんだ』って⾔うんだけど、あれは本当は⾃分のことを⾔っているんです。ジョニーには、家もあるし、⼦供もいるし、仕事もある。彼はこの危うい世界にはむいていないんだ。だからジョニーは⾃分のなかに怪物を作り、それが彼⾃⾝を苦しめる。もし彼がこの世界にむいていたなら、もっとこの世界にしがみつくことができたかもしれません」

バイクと暴力に明け暮れる一味の末路

舞台は、1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニー(オースティン・バトラー)でした。

 

地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていました。

 

 バイカーが集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展するも、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていきます。

 

 その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していました。

 

一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していました。

 

そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こって

しまいます・・・。

 

『ザ・バイクライダーズ』は、11月29日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、ホワイトシネクイント他全国ロードショー。

 

[作品情報]

『ザ・バイクライダーズ』

原題:『THE BIKERIDESRS』 

監督・脚本:ジェフ・ニコルズ『テイク・シェルター』

出演:オースティン・バトラー、トム・ハーディ、ジョディ・ カマー、マイケル・シャノン、マイク・ファイスト、ノーマン・リーダス

2023年/アメリカ/シネマスコープ/116 分/カラー/英語/5.1ch/

字幕翻訳:松浦美奈/映倫区分:G

配給:パルコ ユニバーサル映画 

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