アカデミー最有力!ユダヤ⼈建築家が抱いたアメリカンドリームの末路『ブルータリスト』特報

『ブルータリスト』2025年2⽉21⽇公開

第81回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され銀獅⼦賞を受賞、⼀躍第97回アカデミー賞最有⼒候補に躍り出た『THE BRUTALIST』の邦題が『ブルータリスト』に決定、2025年2⽉21⽇(⾦)に⽇本公開決定。このたび、特報及びシーン写真1点が公開されました。

公開された特報は、ラースロー・トートのこれから始まる数奇で壮⼤な⼈⽣の⼀端を捉えたもの。

 

ホロコーストを⽣き延び、新天地アメリカに到着したラースロー・トートの眼前に映った、⾃由の象徴・⾃由の⼥神、新しい出会い、妻との愛、そして建築にかけた情熱。荒々しくも、⼒強く、そして圧倒的に美しいーまさにブルータリズムを映し出したかのような視覚的にもスタイリッシュな映像となっています。

 

主⼈公のラースロー・トートを演じるのは、『戦場のピアニスト』(02)で第74回アカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ。

 

ラースローと共に数奇な運命をたどることになる妻エルジェーベトを演じるのは、『博⼠と彼⼥のセオリー』(14)で第87回アカデミー賞主演⼥優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ、アメリカへ渡ったラースローの運命に⼤きな影響を与える⼤富豪ハリソンを演じるのは、『LA コンフィデンシャル』(97)、『メメント』(00)などのガイ・ピアース。

 

そのほか、ジョー・アルウィン(『憐れみの 3 章』(24))や、ラフィー・キャシディ(『トゥモローランド』(15))など、ハリウッドを牽引してきたベテラン実⼒派から注⽬の若⼿まで幅広い役者陣が顔をそろえています。

 

本作は、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家97%(2024年11⽉時点)という⾼スコアをたたき出しており、同サイトでは「エイドリアン・ブロディによる魂の演技と、監督・脚本のブラディ・コーベットにより完璧にデザインされた『ブルータリスト』は、移⺠体験に対する壮⼤なトリビュートだ」と総評、また、イギリスの⼤⼿新聞 The Guardian は本作を 5 つ星とし、「素晴らしい︕夢中にさせる⼤作」と絶賛レビューしています。

ユダヤ⼈建築家が抱いたアメリカンドリームの末路

本作は、第⼆次世界⼤戦下にホロコーストを⽣き延び、アメリカへと渡った、ハンガリー系ユダヤ⼈建築家ラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)の30年に亘る数奇な半⽣を、監督・脚本を務めた弱冠36歳の気鋭ブラディ・コーベットが描き出した、215 分にわたる壮⼤な⼈間ドラマ。

 

才能にあふれるハンガリー系ユダヤ⼈建築家のラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)は、第⼆次世界⼤戦下のホロコーストから⽣き延びたものの、妻エルジェーベト(フェリシティ・ジョーンズ)、姪ジョーフィア(ラフィー・キャシディ)と強制的に引き離されてしまいます。

 

家族と新しい⽣活を始めるためにアメリカ・ペンシルベニアへと移住したラースローは、そこで裕福で著名な実業家ハリソン(ガイ・ピアース)と出会います。建築家ラースロー・トートのハンガリーでの輝かしい実績を知ったハリソンは、ラースローの才能を認め、彼の家族の早期アメリカ移住と引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築をラースローへ依頼します。

 

しかし、⺟国とは⽂化もルールも異なるアメリカでの設計作業には多くの障害が。ラースローが希望を抱いたアメリカンドリームとはうらはらに、彼を待ち受けたのは⼤きな困難と代償でした…。

 

『ブルータリスト』は、2025年2月21日(金)より TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開。

 

[作品情報]

『ブルータリスト』

原題『THE BRUTALIST』

監督・共同脚本・製作:ブラディ・コーベット/共同脚本:モナ・ファストヴォールド

出演:エイドリアン・ブロディ フェリシティ・ジョーンズ ガイ・ピアース、ジョー・アルウィン ラフィー・キャシディ

2024 年/アメリカ、イギリス、ハンガリー/ビスタサイズ/215 分/カラー/英語、ハンガリー語、イタリア語、ヘブライ語、イディッシュ語/

5.1ch/日本語字幕翻訳:松浦美奈

配給:パルコ ユニバーサル映画

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