『ザ・バイクライダーズ』11月29日公開
『ヴェノム』のトム・ハーディ、『エルヴィス』オースティン・バトラー、『最後の決闘裁判』ジョディ・カマーが初共演、ジェフ・ニコルズが監督・脚本を務めた『ザ・バイクライダーズ』が、11月29日公開。このたび、ジェフ・ニコルズ監督とトム・ハーディの特別インタビュー映像が公開されました。
脚本の執筆に15年かけ、なぜ2024年に1960年代が舞台の本作を撮ったか︖と⾔う質問にトム・ハーディ監督は次のようにコメントしています。
「現代でも同じようなことが起きていると思う」「本作で描いたのはアメリカでも転機となった時代」「本作のテーマでもある」
トム・ハーディは次のようにコメントしています。
「俺も⾃分の⾏動を理解できない時がある」「ジョニーが持つ2⾯性」「若者たちと過ごすとそのエネルギーにしがみつきたくなるんだ」「早く⼿放して向き合うほうが満たされるが難しい」
映画作り、役者というそれぞれのクリエイションへの喜び、難しさ…ともに真摯に向き合う 2 ⼈の姿が印象的なものとなっています。
バイクと暴力に明け暮れる一味の末路
舞台は、1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニー(オースティン・バトラー)でした。
地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていました。
バイカーが集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展するも、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていきます。
その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していました。
一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していました。
そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こって
しまいます・・・。
『ザ・バイクライダーズ』は、11月29日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、ホワイトシネクイント他全国ロードショー。
[作品情報]
『ザ・バイクライダーズ』
原題:『THE BIKERIDESRS』
監督・脚本:ジェフ・ニコルズ『テイク・シェルター』
出演:オースティン・バトラー、トム・ハーディ、ジョディ・ カマー、マイケル・シャノン、マイク・ファイスト、ノーマン・リーダス
2023年/アメリカ/シネマスコープ/116 分/カラー/英語/5.1ch/
字幕翻訳:松浦美奈/映倫区分:G
配給:パルコ ユニバーサル映画
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