不思議の国=日本が舞台『不思議の国のシドニ』

『不思議の国のシド二』12月13日公開

第80回ヴェネチア国際映画祭ベニス・デイズ部門出品、フランス人作家が日本の編集者に誘われる6日間を描く『不思議の国のシドニ』が、12月13日(金)シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。このたび、不思議の国=日本を映した新場面写真が公開されました。

このたび公開された場面写真では、咲き乱れる桜や日本庭園を背景に佇むシドニ、車窓から覗く田園風景、神戸の街並み、直島の海岸などが切り

取られ、日本を舞台にした物語に期待が膨らみます。

 

日本を舞台にした本作では、京都、奈良、神戸、直島といった場所でのロケを敢行。青空に映える満開の桜や、鹿が草を食む奈良公園、苔庭の法然院など、日本に住む私たちから見ても魅力的な風景が次々に映し出されます。

 

そんな本作を作り上げたフランス人監督のエリーズ・ジラールは、日本との出会いについて次のようにコメントしています。

 

「2013年、日本の配給会社に招待されました。1週間滞在し、大阪、京都、東京に行きました。それがアジアの国での初めての経験です。それほど長い滞在ではありませんでしたが、私にとってはとても重要で、深い感動がありました。この旅で私は信じられないほど豊かで新しい感情をたくさん経験したのです」

フランスから日本を訪ねてきた作家が夫の霊に触れて

フランス人作家シドニが、日本の出版社から招聘。見知らぬ国、見知らぬ人への不安を覚えながらも、彼女は未知の国ニッポンにたどり着きます。

 

寡黙な編集者の溝口に案内され、日本の読者と対話しながら、桜の季節に京都、奈良、直島へと旅をするシドニ。そんな彼女の前に、亡くなった夫アントワーヌの幽霊が現れて……。

 

『不思議の国のシド二』は、12月13日(金)シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

 

[作品情報]

『不思議の国のシド二』

原題:Sidonie au Japon

監督:エリーズ・ジラール

出演:イザベル・ユペール 伊原剛志 アウグスト・ディール

2023 年|フランス・ドイツ・スイス・日本|カラー|ビスタ|5.1ch|96 分

提供:東映 

配給:ギャガ GAGA★

©2023 10:15! PRODUCTIONS / LUPA FILM / BOX PRODUCTIONS / FILM-IN-EVOLUTION / FOURIER FILMS / MIKINO/ LES FILMS DU CAMÉLIA

公式サイト:http://gaga.ne.jp/sidonie 

公式 X:https://x.com/sidonie_movie