『Welcome Back』 1月10日公開
第40回ワルシャワ国際映画祭へ正式出品された川島直人監督の最新作『Welcome Back』 が、2025年1月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。このたび、本ポスターと本予告が公開されました。
公開された本予告(90 秒)は、テル(吉村界人)とベン(三河悠冴)のエネルギーに満ち溢れたボクシングシーンから始まります。やがて、ベンによって2人の生い立ちと絆の深さが語られる中、「ボクシングは辞めた」というテルの一言が影を落とします。
彼らを取り巻くキャラクターと、宿敵・北澤の存在を前に、ボクシングを通じて“強さ”を模索し続けてきたテルとベンのその先の物語とは…。切れ味の効いたカットと挿入歌がアドレナリンを噴出させる予告編となっています。
あわせて公開された本ポスターは、吉村界人が演じるテルをモノクロで捉えた、まるでアートブックのようなスタイリッシュなデザイン。ボクシング試合前の瞑想か、はたまた人生を思う瞬間か、さまざまな想像力を掻き立てる表情が印象的な一枚です。
テルを演じた吉村は次のようにコメントしています。
「またしてもヒールな役を演じさせて頂きました。20代でクランクインし、アップした時は30才でした。それがこの作品にどんな影響をもたらすのかはまだ言葉にできませんが、このチームの一部になれたことを誇りに感じます。
これまでのボクシング映画に囚われず、一人一人の気持ちに届いたら幸いです」
ベンを演じた三河は次のようにコメントしています。
「約2年前の東京の試合会場から始まり、神奈川の橋、静岡、名古屋、そして大阪のリング…全ての現場での撮影の日々を思い出すと今でも熱いものが込み上げてきます。そんな日々が時を経て、劇場で上映される事を本当に嬉しく思います。
テルを信じ、そして自分を信じ、前進し続けました。「高崎グラフィティ。」からご一緒している川島監督が、今回も自分に様々な挑戦を与えてくれたことに感謝します。是非劇場で見て頂きたいです」
監督・脚本の川島は次のようにコメントしています。
「まずは、この作品を信じて付いてきてくれたキャスト・スタッフに本当に感謝をしています。特にボクサー役を演じたキャストの皆さんは、辛いトレーニング・減量の日々だったと思います。そんなみんなの思いがスクリーンの隅々に刻み込まれていると思います。
友人のボクシングの試合を見て、大勢の目の前で勝ち負けが決まってしまうボクシングが持つ残酷さと美しさに心を打たれ、「人においての勝ち負けとは何か?」を考えて脚本を書き始めてから気づいたら7年。自分なりの現時点での答えを少しは出せた気がします。
そして、やっと皆さんに届けられることを嬉しく思います。ぜひ、劇場でお待ちしております」
憧れのテルに代わり復讐を誓うベン
新人王最有力候補のボクサー・冴木輝彦(通称:テル)と生まれつき記憶力に長けているがコミュニケーションが苦手な友原勉(通称:ベン)は、同じ団地で兄弟のように育ちました。 ベンはテルを真似てシャドーボクシングをしていられるだけで幸せ。ベンにとってテルは憧れで、絶対でした。
ベンはテルを真似てシャドーボクシングをしていられるだけで幸せでした。ベンにとってテルは憧れで、絶対でした。そんなテルが、新人王決定戦で北澤に負けてしまいます。
敗北後もテルは何事もなかったかのように、あっけらかんと振る舞います。ベンにも変わらず優しく接するも、テルの生活は少しずつ荒み、遊び呆ける日々。まるでボクシングなど初めから興味がなかったようにすら見えるその姿が、ベンを不安にさせました。そんな喪失に耐えられないベンはある日、テルのグローブを持ち出して、「テルは負けない」「テルは負けない」と何度も呟きながら宿敵・北澤に復讐を誓い、歩き始めます。
『Welcome Back』 は、2025年1月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
[作品情報]
『Welcome Back』
監督:川島直人/脚本:川島直人・敦賀零
撮影:岩渕隆斗
出演:吉村界人、三河悠冴、遠藤雄弥、宮田佳典、優希美青、松浦慎一郎、テイ龍進、菅田俊
2024 年/日本/DCP・BD/カラー/119 分/シネマスコープ/5.1ch
製作・制作会社:GunsRock
配給:パルコ ©2025 GunsRock
公式サイト:https://welcomeback-movie.com/
公式 X:https://x.com/WelcomeBack0110
公式 Instagram:https://www.instagram.com/welcomeback.official/?hl=ja
配給:パルコ ユニバーサル映画
宣伝:フラニー&Co.
© 2022 Focus Features, LLC.
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