『不思議の国のシド二』12月13日公開
第80回ヴェネチア国際映画祭ベニス・デイズ部門出品、フランス人作家が日本の編集者に誘われる6日間を描く『不思議の国のシド二』が、12月13日(金)シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。このたび、新場面写真が公開され、東京国際映画祭にイザベル・ユペール、伊原剛志、エリーズ・ジラール監督が登壇することが分かりました。
公開された写真は、フランス人作家シドニ(ユぺール)が旅する京都、奈良、直島の様子を写しだした3点。奈良の大仏や直島の穏やかな海を見つめるシドニと編集者・溝口(伊原)の姿や、日本食を前にしたシドニの表情が切り取られ、彼女の旅の行く先が気になります。
ユペールは、京都、奈良、直島と美しい日本の風景を旅しながら、過去を手放すことで喪失の闇を抜け、新たな一歩を踏み出すヒロインをチャーミングに演じています。ジャン=リュック・ゴダール、ミヒャエル・ハネケ、ポール・ヴァーホーヴェンなど名だたる巨匠とのコラボレイトで、世界の映画賞のみならず、映画ファンの心をも掴み続けている彼女が、かつて審査委員長を務めた東京国際映画祭に凱旋し、11月3日(日)に丸の内TOEIで行われる本作の上映後QAに登壇します。
さらに本作で日本映画や文化への愛を爆発させたフランス人監督のエリーズ・ジラール、シドニを迎え入れる編集者役を演じた伊原剛志の登壇も決定。映画の舞台となった日本の地で、イザベル・ユペール、伊原剛志、エリーズ・ジラール監督三者が再会し、貴重なトークを繰り広げる予定です。
フランスから日本を訪ねてきた作家が夫の霊に触れて
フランス人作家シドニが、日本の出版社から招聘。見知らぬ国、見知らぬ人への不安を覚えながらも、彼女は未知の国ニッポンにたどり着きます。
寡黙な編集者の溝口に案内され、日本の読者と対話しながら、桜の季節に京都、奈良、直島へと旅をするシドニ。そんな彼女の前に、亡くなった夫アントワーヌの幽霊が現れて……。
『不思議の国のシド二』は、12月13日(金)シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。
[作品情報]
『不思議の国のシド二』
原題:Sidonie au Japon
監督:エリーズ・ジラール
出演:イザベル・ユペール 伊原剛志 アウグスト・ディール
2023 年|フランス・ドイツ・スイス・日本|カラー|ビスタ|5.1ch|96 分
提供:東映
配給:ギャガ GAGA★
©2023 10:15! PRODUCTIONS / LUPA FILM / BOX PRODUCTIONS / FILM-IN-EVOLUTION / FOURIER FILMS / MIKINO/ LES FILMS DU CAMÉLIA
公式サイト:http://gaga.ne.jp/sidonie
公式 X:https://x.com/sidonie_movie
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