『エストニアの聖なるカンフーマスター』10月4日公開
エストニアのギレルモ・デル・トロと呼ばれるライナル・サルネット監督のカンフーでメタルな奇想天外ムービー『エストニアの聖なるカンフーマスター』が10月4日(金)より新宿武蔵野館ほかで全国公開。このたび、⿃のさえずりの中、サルネット監督が映画について話すシュールな映像が公開されました。
10⽉2⽇(⽔)〜4⽇(⾦)、サルネット監督がPRのため来⽇が決定し、次のようにコメントしています。
「今回『エストニアの聖なるカンフーマスター』のプロモーションのため、初めて⽇本を訪れます。私は古くからの⽇本⽂化、例えば神道や仏教の寺院、歌舞伎や能など、また東京の現代的な部分にも関⼼があるので、今回⽇本に⾏けるのがとても嬉しいです!実は鈴⽊清順の映画が⼤好きで、彼の映画『陽炎座』は私の新しい映画の参考にしてたりもします。鎌倉、仲⾒世通りと浅草寺、富⼠⼭など⾏きたいところばかりですが、⽇本の本質を感じられる場所にいけると嬉しいので、是⾮何か特別な場所があればオススメを教えてください!」
公開初⽇10⽉4⽇(⾦)には新宿武蔵野館での最終回(※上映時間は後⽇告知予定)の上映後にサルネット監督がトリン・キッサ(プロデューサー)、マート・タニエル (撮影監督)とともに登壇し、舞台挨拶&ティーチインを⾏う予定であることもわかりました。
ポップカルチャーが禁止された世界で「自分らしく生きる」若者
本作品は、ポップカルチャーが禁じられたソ連占領下のエストニアで、カンフーと伝説的ロックバンド”ブラック・サバス”の音楽に熱狂する主人公が、周囲を巻き込みながらカンフー修行の道を突き進む物語。
国境警備の任に就く青年ラファエルの前に、3人のカンフーの達人が現れます。革ジャンに身を包み、ラジカセでメタルを鳴らしながら宙を舞う彼らの前に、警備隊は壊滅状態に。奇跡的生還を果たしたラファエルは、その日以降、ブラック・サバスの音楽やカンフーに熱狂するも、見様見真似のカンフーでは、気になった女性一人も射止めることができません。
空回りの冴えない日々を送るラファエルは、ある時偶然通りかかった山奥の修道院で衝撃の出逢いを果たします。それは、見たことのないカンフーを扱う僧侶たち。即座に弟子入りを志願するラファエルですが・・・。
自分らしく生きるとは?悩みを抱え日々を生きる現代人を揺さぶる普遍的テーマを描いた『エストニアの聖なるカンフーマスター』は、10月4日(金)より新宿武蔵野館ほかで全国公開。
[作品情報]
『エストニアの聖なるカンフーマスター』
原題:NAHTAMATU VOITLUS/英題:THE INVISIBLE FIGHT
監督・脚本:ライナル・サルネット『ノベンバー』
製作:キッサ・カトリン『ノベンバー』
撮影:マート・タニエル『ノベンバー』
振付:サーシャ・ペペリャノフ
音楽:日野浩志郎 出演:ウルセル・ティルク、エステル・クントゥ、カレル・ポガ、インドレク・サムル
2023 年/エストニア・フィンランド・ラトビア・ギリシャ・日本ほか/エストニア語/115 分/シネマスコープ/5.1ch
日本語字幕:横井和子/字幕監修:小森宏美
提供:フラッグ
配給:フラッグ・鈴正
宣伝:ポニーキャニオン
(C) Homeless Bob Production / White Picture / Neda Film / Helsinki Filmi
コメントをお書きください