『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』10月4日公開
『愛を読むひと』(02)、『めぐりあう時間たち』(08)のスティーヴン・ダルドリー監督デビュー作にして不朽の感動作が、デジタルリマスター版『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』として10月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。このたび、現在公演中のミュージカル「ビリー・エリオット〜リトル・ ダンサー〜」のビリー・エリオット役の浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一がナレーションを務めた特別映像が公開されました。
今回初ナレーションだという4人はそれぞれに緊張した様子だったものの達成感を吐露。
初めて大きなスクリーンで観た感想を次のようにコメントしています。
「ビリーがみんなとお別れする時のシーンがすごく切なくて良かったです。また最後のお父さんとトニーがバレエを見にくるシーンが好きです。途中までバレエをすることに反対していたのに、最終的にはビリーが好きなことに一緒に寄り添ってくれる家族の行動がすごい素敵だと思いました」(浅田)
「1つ1つのストーリーが心に残って感動して泣いてしまいました。ロイヤル・バレエスクールのオーディション結果の手紙のシーンや最後のバレエシーンで一番泣いてしまいました。結果的にビリーが自分の夢を叶え、街の人をも感動させ、ロイヤル・バレエで踊る。ビリー自身が努力して掴んだんだなとすごいことだなと感動しました」 (石黒)
「ビリーがバレエを知っていって、どんどん好きになっていくけど、周囲に反対される。でも負けないし、諦めないでオーディションまで行って。そのロイヤル・バレエスクールまでの道のりにとても感動しました。ビリーの夢を叶えるために行動してくれたお父さんやトニーとのお別れのバスのシーンが一番好きで感動しました」(井上)
「大きい画面で初めて観たのでものすごく心に刺さりました。特に手紙のシーンでのビリーの表情とかミュージカルでも似ているなっていうシーンもあったりしました。お父さんのビリーの夢を叶えたいっていう気持ちにちょっと泣いちゃいました。またビリーがピルエットを何度も練習して成功できた笑顔を見た時、自分もやった!という気持ちでいっぱいでした。その他にもミュージカルでしかない場面や映画にしかない場面もあるので、是非どちらも観てください」 (春山)
ビリーと同じようにバレエに魅了され、バレエの道を歩む4人だからこそ共感できるところもあった様子。
そして本作で映画監督デビューを果たし、ロンドンオリジナルのミュージカルでも演出を担当したスティーヴン・ダルドリーからもコメントが。
「自分の夢を持ち、その道を自分なりに切り開いて行く。今も昔も変わらないその光景が、観客と作品とが強い繋がりを持てている理由だと思います。公開から時が経っても愛されている映画であることを嬉しく思います。映画とミュージカルが同時期に公演されている今、是非両方楽しんで頂けたらと思います」
あわせて公開されたコラボビジュアルは、映画とミュージカルそれぞれのビリーが元気いっぱいダンスを楽しみ躍動する名シーンがまとめら れた日本オリジナルのものです。
夢はロイヤル・バレエで踊ること
1984年、イングランド北東部の炭鉱町。母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父に言われ、ボクシング教室に通わされています。
ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いたビリーは、女の子たちに混ざってこっそりレッスンに参加するように。やがてバレエの先生ウィルキンソンによってバレエ・ダンサーとしての才能を見い出され、彼女の指導のもとでめきめきと上達していきますが・・・。
『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は、10月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。
[作品情報]
『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』
監督:スティーヴン・ダルドリー
脚本:リー・ホール
製作:グレッグ・ブレンマン、ジョン・フィン
撮影:ブライアン・トゥファーノ
編集:ジョン・ウィルソン
音楽:スティーヴン・ウォーベック
振付:ピーター・ダーリング キャスト:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー
2000年/イギリス/111分/カラー/ビスタ/5.1ch/字幕:戸田奈津子
配給:シンカ G 映倫番号(S-3733)
公式サイト:https://synca.jp/littledancer2024/
公式 X&IG @SYNCACreations #リトル・ダンサー
© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.
撮影:山本春花
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