監督自らカメラを持ち滑りながら撮影『ぼくのお日さま』メイキング映像

『ぼくのお日さま』9月6日先行公開

史上最年少で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の長編2作目『ぼくのお日さま』が、9月6日(金)先行公開。このたび、メイキング映像が公開されました。

公開されたメイキング映像は、池松壮亮(荒川役)、越山敬達(タクヤ役)、中⻄希亜良(さくら役)のキャストと奥山監督が揃って氷上を滑りながら撮影する様子を捉えたもの。

 

撮影も務める奥山監督自らカメラを抱えてスケートリンクに入り、キャストたちとともに滑りながら撮影することで、臨場感あふれる映像を実現。スケートリンクを滑っている足のカットは、カメラマンが氷上で併走しないと絶対に撮れないカットで、足の動きで登場人物の3人の心が練習を通じてどんどん近づいていく瞬間を捉えています。

 

タクヤとさくらがペアでアイスダンスの練習に励むシーンのリハーサルでは、“⻤コーチ“を装う池松に、越山と中⻄が笑いをこられられなくなる様子や、越山と中⻄と池松の仲睦まじい様子を温かく見守るビハインド シーンのほか、「実際に組むようになってから3日後くらい」「さくらは(タクヤ)が全然上手くないなって、ちょっと呆れている」 など、あえて脚本を事前に渡さずに撮影に入ってもらった越山と中⻄へ、撮影シーンのタクヤとさくらの状況や感情を細かく丁寧に演出する監督の姿など貴重な映像となっています。

 

スケートリンクに差し込む優しい光は、窓ガラス分用意した12機の照明からあて、この映像世界を作り出すために丹念に作り込まれています。

池松演じるコーチが愛のキューピットに

吃音をもつホッケー少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中⻄希亜良)の姿に心奪われます。ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを見つけます。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川はスケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり......。

 

映画『ぼくのお日さま』は、9月6日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日(金)から全国拡大公開されます。

 

[作品情報]

『ぼくのお日さま』

監督・撮影・脚本・編集:奥山大史 

出演:越山敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、若葉⻯也、山田真歩、潤浩ほか

主題歌:ハンバート ハンバート

配給:東京テアトル 

© 2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS 

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