インテリアブランドのアルフレックスジャパンは、ベルリンを拠点に活躍する作家Ryu Itadaniの展覧会「Everyday Life “HERE”」を、9月24日まで、東京・恵比寿のアルフレックス東京で開催中です。

本展示会は、ポーラミュージアム アネックスで展開している「THERE」と対になっています。本稿では、9月5日（木）のプレスデイにアルフレックス東京で展示されていた模様を紹介します。

それぞれの作品のモチーフとなっているものの多くは、誰もが見慣れた日常品ばかり。しかし、太い輪郭線で細分化されたエリアを、立体的かつ鮮やかな色調で浮かび上がらせる手法は、輝きを放つステンドグラスのよう。しかも板谷の手でリデザインされることで、そのモノ本来がもっていた、練りに練ったデザイン性が浮き彫りにされます。

コロナ禍で毎日1枚をノルマに、タブレットで描いたというデジタル作品も、20センチ角にプリントされてバインダーに挟んでディスプレイされており、実際に購入できるそう。

また、キーホルダーも、ベルリンと東京、2つの場所を意識したものが制作されていました。

名作ソファMARENCO（マレンコ）に板谷がベルリンで筆を入れた「MARENCO TOKYO」と「MARENCO BERLIN」は、この日限定で、両方がアルフレックス東京に鎮座していました。

1974年大阪生まれ。大阪からトロント、東京、ロンドンの生活を経て、現在はベルリンに在住。

住んでいる街や旅先の風景、部屋にあるモノや花。何気ない毎日で見つけた喜び、美しさを自由な線でとらえて、色彩豊かに描きます。

WEBサイト： https://ryuitadani.com/

Instagram： https://www.instagram.com/ryuitadani/

［アルフレックス東京での開催概要］

Ryu Itadani 「Everyday Life “HERE”」

期間 9月5日(木)～9月24日(火)

会場 アルフレックス東京 （東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエア1F ）

営業時間 11:00-18:00 ※水曜定休

WEBサイト https://www.arflex.co.jp/topics/202408_ryu-itadani

入場無料

［ポーラ ミュージアム アネックスでの開催概要］

Ryu Itadani 「Everyday Life “THERE”」

期間　8月9日(金) ～9月23日(月・祝)

会場 ポーラ ミュージアム アネックス

（東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階）

営業時間 11:00-19:00 （入場は18:30まで）

※8月29日(木)のみ18:00に閉館

WEBサイト https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/

入場無料