実在の戦場カメラマン2人へのオマージュ『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

『CIVIL WAR』10月4日公開

4月12日北米で公開されるやスタジオA24史上最高のオープニング記録を樹立、興行収入ランキングでも2週連続1位の話題作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が10月4日(金)日本公開。戦火でカメラを構え続ける2人の女性報道カメラマンを捉えた場面写真が公開されました。

公開されたシーン写真は、戦場と化したアメリカの真実を世界に伝えるため、カメラを構え続ける2人の報道カメラマン、リー(キルステン・ダンスト)とジェシー(ケイリー・スピーニー)の姿を捉えたもの。

 

ジェシーが暗闇に潜みベストなシャッターチャンスを狙うシーンのほか、銃弾が飛び交う中、自らもヘルメットと防弾チョッキを着用、兵士とともに前線に飛び込むカット、道路に墜落したヘリコプターを見つめるリーとジェシーの様子など、いずれも戦場のカメラマンの目線を体感できるものとなっています。

 

ところで、この “リー・スミス““ジェシー・カレン“という名は、政治風刺漫画家の息子としてジャーナリストに囲まれて育ったガーランド監督 自身が、実在の戦場カメラマン2人の名前から取ったもの。

 

“リー“は、モード誌のモデルとして活躍後、主に第二次世界大戦のヨーロッパ戦線における戦争写真家として活動、その人生が、ケイト・ウィンスレット主演でまもなくイギリス、アメリカなどで公開予定の『Lee(原題)』で描かれるなど、20世紀を代表する女性写真家の1人となったリー・ミラー。

 

“ジェシー・カレン“は、現代の紛争を撮る写真家で、そのキャリアは「過去50年間の紛争を網羅」と評されるドン・マッカランから取られており、いずれも生涯をかけて世界で起こっている真実と現実、悲惨さをカメラを通して訴え続けてきた彼らに監督からの賛辞を込めたものとなっています。

分断が極度に進んだアメリカ社会の末路

映画の舞台は、連邦政府から19の州が離脱したという近未来のアメリカ。国内で大規模な分断が進み、カリフォルニア州とテキサス州が同盟した『⻄部勢力』と『政府軍』による内戦が勃発していました。

 

戦場カメラマンのリーをはじめとする4人のジャーナリスト・チームはニューヨークから約1300km戦場と化した道を走り、大統領がホワイトハウスに立てこもる首都・ワシントンDCへと向かいます・・・。

 

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は、10月4日(金)公開。

 

[作品情報]

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

原題:『CIVIL WAR』

監督/脚本:アレックス・ガーランド 

キャスト:キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニー 

配給:ハピネットファントム・スタジオ

2024年|アメリカ・イギリス映画|109分|PG12

公式HP:https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/

公式X:@civilwar_jp

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