「バレエなんて、男がやるものじゃない」『リトル・ダンサー』予告編

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』10月4日公開

『愛を読むひと』(2002)、『めぐりあう時間たち』(2008)など上質なドラマの名手として知られるスティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして不朽の感動作が、デジタルリマスター版『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』として10月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開決定。このたび、予告編とメインビジュアルが公開されました。

このたび公開された予告編では、バレエと運命的に出会った主人公ビリー(ジェイミー・ベル) がバレエにのめり込んでいき、「ロンドンのロイヤル・バレエ団で踊る」という大きな夢を抱きひたむきに邁進する姿が捉えられています。

 

町中をキラキラと弾ける笑顔で飛び回るやんちゃな11歳の主人公ビリーは、今まで見たこともなかったバレエの世界に一目惚れ。毎日家族に内緒でバレエの基礎から回転までコツコツと練習を重ねます。

 

しかし父親に見つかり、「バレエなんて、男がやるものじゃない」と怒られ、なぜバレエをやってはいけないのかわからないビリーは、その後も親には内緒でウィルキンソン先生(ジュリー・ウォルターズ)の指導のもと、ダンスの才能を開花させメキメキと上達していきます。

 

真剣にバレエに打ち込むビリーの姿に「ロイヤル・バレエ学校を受験してみたら?」という先生の提案に猛反対する家族。でもビリーは夢を諦めることなく、踊り続けます。

 

その姿を見た父親は「ビリーには未来がある。俺だってあいつの夢を叶えてやりたい」と涙ながらに話し、次第に周囲も変化していきます・・・。

 

あわせて公開されたメインビジュアルは、日本公開当時を思わせるチュチュを着た女の子たちの間で、ボクシンググローブとヘッドガードをつけた主人公のビリーが居心地悪そうにしている姿が印象的です。

夢はロイヤル・バレエで踊ること

1984年、イングランド北東部の炭鉱町。母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父に言われ、ボクシング教室に通わされています。

 

ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いたビリーは、女の子たちに混ざってこっそりレッスンに参加するように。やがてバレエの先生ウィルキンソンによってバレエ・ダンサーとしての才能を見い出され、彼女の指導のもとでめきめきと上達していきますが・・・。

 

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は、10月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。

 

[作品情報]

『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』

監督:スティーヴン・ダルドリー 

脚本:リー・ホール 

製作:グレッグ・ブレンマン、ジョン・フィン 

撮影:ブライアン・トゥファーノ 

編集:ジョン・ウィルソン 

音楽:スティーヴン・ウォーベック 

振付:ピーター・ダーリング キャスト:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー 

2000年/イギリス/111分/カラー/ビスタ/5.1ch/字幕:戸田奈津子 

配給:シンカ G 映倫番号(S-3733) 

公式サイト:https://synca.jp/littledancer2024/ 

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