『Back to Black エイミーのすべて』11月22日公開
稀代の歌姫エイミー・ワインハウスの半生を描いた「Back to Black」が、邦題『Back to Black エイミーのすべて』として、11月22日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほかで全国ロードショー決定しました。
監督は、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(09)や『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(15)で知られるサム・テイラー=ジョンソン。エイミー・ワインハウスは、現在27歳で英国のドラマ「インダストリー」シリーズでメインキャラクターを務め、映画『バービー』で王女バービーを演じブレイク中のマリサ・アベラがキャスティングされています。
その他、英国アカデミー賞受賞俳優ジャック・オコンネル、エディ・マーサン、ジュリエット・コーワン、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞のノミネート俳優レスリー・マンヴィルなどが脇を固めています。
「本当のあなたの姿を決して忘れない」
2011年7月23日、アルコールやドラックへの依存が深刻化し急性アルコール中毒で27歳で急死したエイミー・ワインハウス。その訃報を受け、多くの著名人が追悼コメントを寄せました。
ヘアスタイルを真似ていたというレディー・ガガは「彼女がいてくれたから、私は一人じゃないと思えるようになった」と語り、「彼女はジャズに生き、ブルースに生きた。ポップミュージックの歴史を変えた人物」と称賛。
最後に共演したトニー・ベネットは「ヴォーカリストとして素晴らしいセンスを持ったミュージシャンで、類稀な才能がこんなにも早く終わりを迎えて、本当にショックを覚えている」とコメント。
レトロ風の楽曲を歌う女性ボーカルとして先駆者的存在だったというアデルは「自分の道を切り開いてくれた」と語ります。
公私ともに交流があった親友の一人ケリー・オズボーンは「涙が溢れて息が出来ない。”本当のあなたの姿”を決して忘れないわ」とコメントを寄せていました。
エルトン・ジョンは「彼女は英国が生み出した最も将来性のあるアーティ
ストの一人だった」と投稿。
ケイト・モスは「私の心は彼女と共にあります。この世界から彼女のような才能が消えるのを見るのは悲しい」、アッシャーは「君を知ることができてハッピーだった。早く逝き過ぎだ。君がいなくて寂しくなるよ」、リッキー・マーティンは「ビューティフルガールよ、良く休んでくれ。君はもう自由なんだから」とコメントしました。
パティ・スミスやグリーン・デイは彼女に捧げる楽曲を披露するなど、エイミー・ワインハウスの音楽は、世界中の人々に愛され、今なお多大な影響を与え続けています。
エイミー・ワインハウス財団公認
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した彼女のドキュメンタリー映画『AMY エイミー』は、批評家たちが絶賛する一方、エイミーの父親ミッチは「ネガティブで悪意があり、誤解を与えるようなエイミーの姿を描いている」と激怒、ほかにも彼女に近しかった人の一部からは作品に反対するキャンペーンが繰り広げられました。
本作品は、親族をはじめエイミー・ワインハウス財団公認のエイミー・ワインハウスの“知られざる素顔”に迫った作品となっています。
『Back to Black エイミーのすべて』は 11 月 22 日(金)より TOHO シネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国ロードショー。
[作品情報]
『Back to Black エイミーのすべて』
原題:Back to Black
監督:サム・テイラー=ジョンソン
脚本:マット・グリーンハルシュ
製作:アリソン・オーウェン、デブラ・ヘイワード、ニッキー・ケンティッシュ・バーンズ、マリサ・アベラ、ジャック・オコンネル、エディ・マーサン、ジュリエット・コーワン、サム・ブキャナン、レスリー・マンヴィル
2024年/イギリス・フランス・アメリカ/英語/123 分/ビスタサイズ/PG12
配給:パルコ ユニバーサル映画
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