7月13日は「オカルト記念日」・・・日常に潜む恐怖描くKホラー2作品『怪談晩餐』『ニューノーマル』

7月13日は、1974年のこの日に『エクソシスト』が日本公開されたことが引き金となり「オカルト記念日」となりました。それにちなみ、大きな音や怖い映像で驚かせる作品とは一線を画す、末恐ろしい、世にも奇妙な現象を描いた、公開間近の韓国映画2作品を紹介します。

『怪談晩餐』7月19日公開

『怪談晩餐』は、ダンスや入学試験、ライブ配信といった日常的で現代的な題材を背景に、今まで誰もが口を閉ざしてきた6つの怪談で構成されるオムニバス映画です。

配給:アルバトロス・フィルム/kaidanbansan.com
配給:アルバトロス・フィルム/kaidanbansan.com

欲に目がくらんだ者たちが遭遇する、死をも凌駕する恐怖を描き、その現実味ある恐怖と不気味さが魅力です。

 

動画配信者や受験生など、若者を主役とした物語も多く、日常生活に潜む恐怖を描いた本作は、Z世代やα世代を魅了する極上のホラー作品となっています。

『ニューノーマル』8月16日公開

『ニューノーマル』は、ソウルを脅かす連続殺人事件とデートアプリを軸に、奇妙に絡み合う登場人物たちの最悪で凶悪な数日間の様子が切り取られています。

配給:配給:AMGエンタテインメント/newnormal-movie.jp/
配給:配給:AMGエンタテインメント/newnormal-movie.jp/

ビニールに包まれた死体、デートアプリでマッチングすると死ぬと噂になっている動画、女性の足に忍び寄る手...日常に潜む闇に触れ、次々と巻き起こる事件の果てで常識が覆されます。

 

あなたにも起こり得るかもしれない⁉日常に潜む恐怖と絶望を描いた予測不可能な“新時代”の体験型スリラーです。

『エクソシスト』とは?

『エクソシスト』は、少女に憑依した悪魔と神父の戦いを描いたオカルト映画の代表作で、ホラー作品でありながらアカデミー賞の脚色賞と音響賞を受賞しました。

 

『エクソシスト』の公開後、日本を含む世界中でオカルトブームが巻き起こりまし、映画だけでなく、書籍やテレビ番組など多くのメディアがオカルトに関するコンテンツを制作し始めるなど、社会現象にまで発展しました。 

 

現代でも科学的に解明できない事象に対する関心は高く、オカルトは多くの人々にとって魅力的なテーマの一つです。