人間はもちろん、車や建造物までも溶かす“死の酸性雨”『ACIDE/アシッド』予告編

『ACIDE/アシッド』8月30日公開

死の酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々の決死の脱出劇を描く極限サバイバル・スリラー『ACIDE』(原題)が、邦題を『ACIDE/アシッド』とし、8月30日(金)TOHO シネマズ シャンテ他で全国公開されることが決定。このたび、予告編、ビジュアル、場面写真が公開されました。

公開された予告編では、突如降り出した強力な酸性雨が世界を変貌させていく様がまざまざと映し出されます。

 

次々と街を破壊していく死の雨、逃げ惑いパニックに陥る群衆、懸命に生き延びようとするひと組の家族・・・。圧倒的なリアリティと恐怖に息もつかせぬ展開を期待させる緊迫感MAXの予告編となっています。

 

また、公開されたポスタービジュアルは、アスファルトをも溶かしていく高濃度酸性雨の水溜まりが強烈なインパクトを放つデザイン。水の中をよく見ると、どんよりとした空の反射と、まるで溶けていくかのように歪んだ女の子の顔が・・・。死の雨の恐怖を最大限に表現した日本完全オリジナルのおぞましいビジュアルとなっています。

 

監督は、イナゴの狂気を描いたホラー、Netflix映画『群がり』(21)で長編デビューを果たした新鋭ジュスト・フィリッポ。2作目となる本作は、ダイナミックなワイドショットと視覚効果を駆使して迫り来る“殺人雲”から降り注ぎ、人間や動物はもちろんのこと、車や建造物までも溶かす“死の酸性雨”の恐ろしさを生々しく映し出します。

 

キャストには、フランス映画界の実力派俳優が集結。主人公ミシャルを演じるのは、『冬時間のパリ』(18)『ベル・エポックでもう一度』(19)など数々の話題作に出演し、監督としても評価の高いギヨーム・カネ。

 

2017年の『若い女』でセザール賞有望若手女優賞にノミネートされ、『シンプルな情熱』(20)におけるセンセーショナルな演技でも注目されたレティシア・ドッシュが、ミシャルの妻エリースを熱演しています。

想像を絶する死の雨から逃げられるか?

本作は、第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門やシッチェス・カタロニア国際映画祭に出品され、2024年セザール賞視覚効果賞にノミネートされた黙示録的な衝撃作。人、家、街、すべてを溶かしていく超高濃度酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々のこの世の終わりからの脱出劇を描きます。

 

異常な猛暑に見舞われたフランスの上空に不気味な雲が出現。それは、南米に壊滅的な被害をもたらした酸性雨を降らせる危険な雲でした。

 

北部の地方都市に住む中年男性ミシャルと元妻エリースは、寄宿学校に預けていた十代の娘セルマをからくも救出するも、あらゆるものを焼き尽くすように溶かす強酸の雨は、容赦なく大勢の市民の命を奪っていきます・・・。

 

フランス全土が大混乱に陥るなか、安全な避難場所を探し求めてあてどなく歩き続ける親子の行く手には、凄まじい群衆パニックと、あらゆるものを溶かす高濃度酸性雨のさらなる恐怖が待ち受けていて・・・。

 

『ACIDE/アシッド』は、8月30日(金)TOHO シネマズ シャンテ他で全国公開。

 

[作品情報]

『ACIDE/アシッド』

原題:ACIDE

監督・脚本:ジュスト・フィリッポ

ギヨーム・カネ、レティシア・ドッシュ、ペイシェンス・ミュンヘンバッハ

2023年/フランス/100分/フランス語/4K/シネスコ/カラー/5.1ch

日本語字幕:星加久実

配給:ロングライド

公式サイト:longride.jp/acide/

© BONNE PIOCHE CINÉMA, PATHÉ FILMS, FRANCE 3 CINEMA, CANÉO FILMS ‒ 2023