ユアン・マクレガー『トレインスポッティング』のオマージュも!『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』本編

『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』7月5日公開

ユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーのW主演作『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』が、7月5日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。このたび、『トレインスポッティング』のオマージュとなる本編映像が公開されました。

公開された本編映像は、ユアン・マクレガーと娘クララ・マクレガー演じる父娘が荒野の真ん中にのびる一本の線路に佇むシーン。空は夕焼けに色づき言葉もなく目線で語り合います。2人の阿吽の呼吸を感じる、本作の中でも特に美しく重要なシーンです。

 

実はこのシーンには、もうひとつメッセージが。父親役を演じたユアン・マクレガーが主演し、世界で大ヒットを記録した伝説の青春映画『トレインスポッティング』(96)にオマージュを捧げています。

 

『トレイン スポッティング』にも、その続編『T2 トレインスポッティング』(17)にも列車と線路が印象的に登場。『トレインスポッティング』が公開された1996年に、娘のクララが生まれています。

 

父ユアンがドラッグ依存症の若者を演じたように、クララは『ブリーデ ィング・ラブ はじまりの旅』でドラッグ依存症の娘を体当たりで演じています。その姿にユアン演じたレントンを彷彿とすることもできます。

 

本作では娘とともに線路に立つユアン演じる父、果たしてどんな未来を選ぶのでしょうか?他にも本作には『トレインスポ ッティング』のオマージュシーンが見つけられるでしょう。

娘は自分を捨てた父を許せるか

何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出します。関係を修復したくても、どうすれば二人の溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返します。旅の目的地が近づいてきた時、二人はお互いが抱える問題と向き合うことになります。 

 

『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』は、7月5日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。

 

[作品情報]

『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』

原題:Bleeding Love

監督:エマ・ウェステンバーグ 

脚本:ルビー・キャスター、クララ・マクレガー、ヴェラ・バルダー 

出演:ユアン・マクレガー、クララ・マクレガー

配給・宣伝:ロングライド

2023 年/アメリカ/英語/102 分/シネマスコープ/5.1ch/カラー/日本語字幕:岩辺いずみ 

https://longride.jp/bleedinglove/

 

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