役所広司絶賛『ぼくのお日さま』、カンヌで絶賛&台湾国際映画祭で3冠の予告編

『ぼくのお日さま』9月6日先行公開

史上最年少で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の長編2作目『ぼくのお日さま』が、9月6日(金)先行公開。このたび、役所広司からのコメントや海外メディア絶賛が盛り込まれた予告映像とシーン写真も公開されました。

このたび公開された予告は、先日開催された第77回カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映され、満席の客席からスタンディングオベーションであたたかい喝采をあびるシーンからはじまります。

 

そして、昨年の第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いた役所広司の「清潔で美しい映画でした。全ての俳優さんが魅力的でした」というコメントのあと、クロード・ドビュッシーの「月の光」にのせた本編の美しい映像とともに、「絵に描いたように完璧」(VARIETY)、「一見かわいらしい映画だが、深く心に突き刺さる」(SCREEN DAILY)、「注目すべき新鋭の誕生」(DEADLINE)、「観客を温かい輝きで包みこむ」(the Hollywood reporter)、「アカデミー賞国際⻑編映画賞に選出すべき」(INDIEWIRE)といった大手海外メディアの絶賛レビューがつづきます。

 

そして雪が積もる街の中、初めてのアイスダンスのレッスンに熱中するタクヤとさくら、そんな彼らに寄り添いながら導くコーチ荒川の姿を映し出し、「雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、小さな恋たちの物語」を伝える映像となっています。

 

公開されたシーン写真は、眩い光が溢れるスケートリンクでアイスダンスのレッスンを受ける、タクヤ、さくら、スケートのコーチ荒川の姿を捉えます。初めてのペアダンスで戸惑いながらも、それぞれの想いを叶えるためまっすぐに進む彼らの姿は、見る者までも光の中に誘い込むような、繊細で美しい瞬間を切り取ったカットとなっています。

第26回台北映画祭で「審査員特別賞」「観客賞」「台湾監督協会賞」をトリプル受賞

台湾国内で唯一の⻑編映画コンペティションである台北映画祭の国際新人監督部門で、今年90カ国から388作品がエントリーする中の10本に選出された『ぼくのお日さま』は、6月25日に行われた授賞式で、「審査員特別賞」「観客賞」「台湾監督協会賞」を同時受賞。いずれの賞も日本人監督による作品が受賞するのは初めてという快挙を成し遂げました。

池松演じるコーチが愛のキューピットに

吃音をもつホッケー少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中⻄希亜良)の姿に心奪われます。ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを見つけます。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川はスケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり......。

 

映画『ぼくのお日さま』は、9月6日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開、9月13日(金)から全国拡大公開されます。

 

 

[作品情報]

『ぼくのお日さま』

監督・撮影・脚本・編集:奥山大史 

出演:越山敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、若葉⻯也、山田真歩、潤浩ほか

主題歌:ハンバート ハンバート

配給:東京テアトル 

© 2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS 

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