正義を守るか、世間に従うか『ぼくの家族と祖国の戦争』予告編

『ぼくの家族と祖国の戦争』8月16日公開

デンマークのアカデミー賞(ロバート賞)に5部門ノミネートの「BEFORE IT ENDS」(英題)が、邦題『ぼくの家族と祖国の戦争』として、8月16日(金)よりヒューマントラスト シネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国公開決定。ビジュアルや予告編、場面写真が公開されました。

公開されたビジュアルは、デンマーク国旗の赤と白を基調に、本作でデビューした息子役のラッセ・ピーター・ラーセンの強い眼差しと「友達を守りたい、敵であっても」という少年のメッセージが心に強く訴えます。

 

本予告編は、列車から多くの難⺠がやってきたシーンにはじまり、第二次世界大戦終結の1ヵ月前という混乱最中のデンマークの様子、主人公の家族たちがドイツからの難⺠にどう対応すればいいか葛藤する姿が映し出されています。

 

「目の前の命を救うべきか、見殺しにするのか?」

 

12歳の少年の「友達を救いたい!」という叫びと眼差しが、究極の問いを観客に突きつけます。

 

激動の時代を生き抜こうとする家族は自らの正義を貫けるのか?今に通じるメッセージと北欧映画ならではの美しい映像と緊迫感のコントラストが印象的な予告編となっています。

友を救うか、祖国に従うか

1945年デンマーク。市⺠大学の学⻑ヤコブは、ドイツによる占領末期に500人以上のドイツ人難⺠を受け入れるよう命じられ、妻のリスとともに耐え難いジレンマに直面します。

 

もし一家が難⺠を助ければ裏切り者の烙印を押され、何もかも失う危険がある一方、ヤコブとリスが助けなければ、多くの難⺠が死に至る・・・。

 

そんな中、12歳の息子もドイツ難⺠の女の子と交流を持ちつつありましたが、彼女は感染病にかかってしいます。

 

友達を救うべきか、祖国に従うべきか、家族は決断を迫られます。

 

『ぼくの家族と祖国の戦争』は、8月16日(金)よりヒューマントラスト シネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国公開。

 

[作品情報]

『ぼくの家族と祖国の戦争』

英題:BEFORE IT ENDS

監督・脚本:アンダース・ウォルター 出演:ピルー・アスベック『アクアマン/失われた王国』、ラッセ・ピーター・ラーセン、カトリーヌ・グライス=ローゼンタール『潜水艦クルスクの生存者たち』 

配給:スターキャット 

宣伝:ロングライド

2023年/デンマーク/デンマーク語・ドイツ語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:吉川美奈子 cinema.starcat.co.jp/bokuno

 

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