2万個のクリスタル踊る荘厳なシャンデリア!『オペラ座の怪人』4Kリマスター冒頭映像

『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』公開中

映画公開から20周年のアニバーサリーイヤーを迎える『オペラ座の怪人』が4Kデジタルリマスターされ6月14日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー公開中。このたび、冒頭3分の本編映像が公開されました。

公開されたのは、本編冒頭のオークションシーン。オークショニアの発言をきっかけにシャンデリアを覆っていた布が取り払われ、そこに明かりが灯った瞬間に映像がモノクロからカラーに染まります。同時に、蜘蛛の巣が張っていたオペラ座の内部が全盛期の様相に一変!シャンデリアが輝きを取り戻しながら天井へと一気に舞い戻っていく様子は、映画でしか体験できない鳥肌ものの圧巻映像となっています。

 

その後には、活気溢れるオペラ座の舞台裏で、舞台の準備をする音楽家たちや舞台スタッフ、ヒロイン・クリスティーヌと親友メグ・ジリーら可憐な踊り子たちや、ファントムの恋敵となる⻘年時代のラウルが馬車に乗ってオペラ座に颯爽と到着する様子など、これから始まる壮大な物語の一端を感じられるシーンも。

 

なお、この物語の“主役”とも言うべきシャンデリアは、高さ約5m、幅4m。2万個にものぼるフルカットのクリスタルで構成されています。

 

シャンデリア・メーカー大手、パリのティースランが製造し、組み立てに4ヶ月、スタジオでの組み付けに丸4日を要したという巨大なもの。

 

スワロフスキーは、そのデザインコンセプトと組み立てに関し、映画のセット・デザイナーであるアンソニー・プラットに全面的に協力。重量2.3トン、約1億5000万円相当(2004年当時)の巨大シャンデリアができあがりました。

 

また、今回スワロフスキー・クリスタルは、シャンデリア以外にも俳優たちの衣装を華やかに彩っています。

 

例えば、主人公クリスティーヌがソロで歌い上げる「Think of Me」の際に着ている衣装と髪にちりばめられた輝くクリスタル、オペラ座のプリマドンナ・ カルロッタの衣装にちりばめられた数々の光るクリスタルは、全てスワロフスキーのクリスタル・コンポーネントを採用。

 

クリスティーヌの首のチェーンに目立つように着けていた婚約指輪は、スワロフスキーの精密カット技術が施されたキュービック・ジルコニアで、ラウルが1919年にあこがれのまなざしで覗き込んでいた豪華な宝石店のショーウィンドウは、スワロフスキーのクリスタル・ジュエリー・ストーンを用いたベルエポックの宝石で一面に飾られ、ストーリーにさらなる華やかさを重ねています。

ファントム出生の秘密やラウルとの決闘シーンも!

刺激と絢爛、情熱の時代であった19世紀パリ・オペラ座では、仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていました。ファントムは若く美しいオペラ歌手クリスティーヌに才能を見出し、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを“音楽の天使”と信じてプリマドンナへと成長します。幼馴染の青年貴族ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心を惹かれていくも、ある日ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまいます。一方、怪事件が続くオペラ座では、ファントムを捕まえようとラウルたちが立ち上がります。

 

映画版では、舞台では描かれないファントムの出生の秘密やラウルとの決闘シーンも映画では追加されています。

 

『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』は、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー公開中。

 

[作品情報]

『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』

製作・脚本・作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー 

監督:ジョエル・シュマッカー 

出演:ジェラルド・バトラー/エミー・ロッサム/パトリック・ウィルソン 他

配給:ギャガ 

2004年/アメリカ/カラー/シネスコ/141分/字幕翻訳:戸田奈津子

© 2004 The Scion Films Phantom Production Partnership