誰もが知るヒット曲を振り返る『プリンス ビューティフル・ストレンジ』

『プリンス ビューティフル・ストレンジ』6月7日公開

孤高の天才“プリンス”の真実に迫るドキュメンタリー『プリンス ビューティフル・ストレンジ』がプリンスの誕生日6月7日(金)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー。本稿では、誰もが知る彼のヒット曲を振り返ります。

 

●Purple Rain(パープル・レイン)

情緒豊かなメロディとギターソロは、聴く者の心に深く響き、彼の音楽性の高さを象徴する曲。

 

●Raspberry Beret(ラズベリー・ベレー)

明るくポップなメロディが特徴的で、プリンスの遊び心が感じられる楽曲。

 

●When Doves Cry(ウェン・ダブズ・クライ / ビートに抱かれて)

独特のリズムとメロディが印象的な曲で、プリンスの革新性が光る作品。

 

●Little Red Corvette(リトル・レッド・コルヴェット)

ファンキーなリズムとキャッチーなコーラスが耳に残る、エネルギッシュなナンバー。

 

●Kiss(キス)

シンプルながらも強烈なビートとセクシーなボーカルが魅力の、プリンスのセンスが光る曲。

 

●Let’s Go Crazy(レッツ・ゴー・クレイジー)

自伝的映画『パープル・レイン』のオープニングに使われ、羽生結弦が世界フィギュア選手権 2017 で選曲したことでも有名な曲。

 

●Endorphinmachine(エンドルフィンマシーン)

1995年よりK-1ワールドグランプリのテーマソングとして使用され、ライヴの鉄板だった曲。

プリンスを敬愛するミュージシャンらの貴重なエピソード多数

2016年4月21日、57歳の若さで急死した天才アーティスト・プリンス。1978年に『For You』でデビューし、84年には自伝的映画『パープル・レイン』と同サントラがメガヒット。公式発売されたアルバムのトータルセールスは1億5千万枚で、12枚のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、7度のグラミー賞を受賞。2004年にはロックの殿堂入りを果たしました。

 

アメリカ・ミネアポリスで誕生したプリンス(本名:プリンス・ロジャーズ・ネルソン)は、住民の99%が白人という環境下で多感な青春時代を過ごしました。公民権運動の渦中、ジェームス・ブラウン等の黒人ミュージシャンも訪れた地元のブラックコミュニティ“ザ・ウェイ”での音楽的な原体験、恩師や家族が語る幼少期のエピソードは、興味深いものばかり。チャカ・カーン、チャックD、ビリー・ギボンズなど、プリンスを敬愛するミュージシャンの貴重なエピソードも多数収録。孤高の天才が如何にして誕生したのか、そして突然の悲劇までプリンスを愛する全てのファンに贈る傑作ドキュメンタリーです。

 

『プリンス ビューティフル・ストレンジ』は、6月7日(金)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー。

 

[作品情報]

『プリンス ビューティフル・ストレンジ』

原題:Mr. Nelson On The North Side

出演:プリンス、チャカ・カーン、チャックD、ビリー・ギボンズ他

監督:ダニエル・ドール/ 2021年/カナダ/英語/68分/16:9フル/ステレオ 提供:キュリオスコープ、ニューセレクト 

配給:アルバトロス・フィルム

公式 HP:https://prince-movie.com

©PRINCE TRIBUTE PRODUCTIONS INC.