テアトル・クラシックス ACT.4 『デューン/砂の惑星』4K リマスター版8月2日上映
隠れた傑作を東京テアトルのセレクションで贈るスペシャル・プログラム「テアトル・クラシックス ACT.4」が8月2日(金)より開催決定。デヴィッド・リンチ版『デューン/砂の惑星』4Kリマスター版が上映されます。このたび、ポスタービジュアルと予告編が公開されました。
公開されたポスタービジュアルには、「“創造主”デヴィッド・リンチ伝説の超大作」というコピーが掲げられ、宇宙空間にビビッドな色味で映し出された“デューン”と呼ばれる砂漠の惑星アラキスと、本作の象徴ともいえる巨大生物“砂虫(サンド・ウォーム)”が印象的に配置されています。
公開された予告映像は、イルーラン姫が宇宙で最も貴重な物質である香料メランジと、その唯一の採取地である砂漠の惑星“デューン”の説明をする場面で始まります。
メランジを求めて抗争が勃発する中、力が開花し“救世主”となったポールが、宇宙を支配する邪悪な権力に闘いを挑む様子が描かれています。
撮影に約1年を費やし、600人以上のクルーと15,000人のエキストラが参加、6000万ドルにものぼるという映画史上空前の制作費で撮られた圧巻の映像と、デヴィッド・リンチ監督の美学が詰まった内容に期待高まる予告映像となっています。
貴重なスパイス、メランジを巡る覇権争い
時は10191年。宇宙は皇帝シャダム4世によって支配されていました。この時代に最も貴重な資源は、メランジと呼ばれるスパイス。体を動かさずして自由に旅ができることから、宇宙旅行には必須の物質でした。このスパイスを採取できるのは、砂に覆われ巨大な虫が支配する“デューン”と呼ばれる砂漠の惑星アラキス。この星を舞台に、覇権をめぐって繰り広げられる勢力争いを描きます。
銀河の大勢力のひとつに君臨する大王皇帝シャッダム4世は、自分の地位を脅かしそうな“救世主”の出現を恐れていました。やがて砂の惑星アラキスに住む皇帝のいとこアトレイデス公爵の息子ポールこそが救世主と判明、皇帝は公爵の敵であるハルコネン男爵と手を組んでアトレイデス侯爵の失脚を謀ります。
結果、腹心の部下に裏切られた公爵は自害、ポールと母親ジェシカは砂漠に逃れ、アラキスの原住民であるフレーメンの集団に合流し、一大軍団を組織します。巨大なサンドウォーム (砂虫)を操り、ポールはハルコネン男爵の軍を次々と壊滅。やがてフレーメンに伝わる“命の水"を飲んで超人化したポールは、皇帝に最後の闘いを挑みます。
「テアトル・クラシックス ACT.4『デューン/砂の惑星』4K リマスター版」は8月2日より公開。
[作品情報]
テアトル・クラシックス ACT.4 『デューン/砂の惑星』4K リマスター版
原題:Dune
監督・脚本:デヴィッド・リンチ
原作:フランク・ハーバート
製作:ラファエラ・デ・ラウレンティス
製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス
撮影:フレディ・フランシス
編集:アントニー・ギブス
音楽:ブライアン・イーノ、TOTO
出演:カイル・マクラクラン、ユルゲン・プロホノフ、フランチェスカ・アニス、マックス・フォン・シドー、ショーン・ヤング、パトリック・スチュワート、スティング、ホセ・ファーラー
1984年製作|137分|アメリカ
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