『ぼくのお日さま』カンヌ正式出品

『ぼくのお日さま』9月公開

史上最年少で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の長編2作目『ぼくのお日さま』が9月公開決定。このたび、第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品が決まり、カンヌ版ポスターが公開されました。

公開された「カンヌ版ポスター」は、共同製作のフランスで作られたもの。

 

一面、氷がはった湖の上で、スケート靴を履いたタクヤ(越山敬達)、さくら(中⻄希亜良)そして荒川(池松壮亮)の三人が、同じ方向にある「お日さま」を見つめる穏やかな一場面です。

 

本作の英題「MY SUNSHINE」のタイトルが記され、柔らかで美しい空気感が三人を包み込むビジュアルになっています。

日本初の最優秀作品賞受賞なるか?

今年の第77回カンヌ国際映画祭は、是枝裕和監督がコンペティション部門の審査員として参加することでも話題。今年のオフィシャルセレクションには、「ぼくのお日さま」が唯一の日本作品です。

 

ワールドプレミアとなる公式上映は、カンヌ現地日程5月19日(日)14時に開催されることも明らかに。本作は、「ある視点」部門の最優秀作品賞、審査員賞、監督賞などの対象となり、これまで同部門では黒沢清監督が2008年に『トウキョウ ソナタ』で審査員賞を、2015年に『岸辺の旅』で監督賞を、2016年には深田晃司監督が『淵に立つ』で審査員賞を受賞していますが、同部門で最優秀作品賞を受賞すると、日本史上初の快挙となります。

 

第77回カンヌ国際映画祭は、フランス現地日程5月14日(火)〜5月25日(土)まで開催され、「ある視点」部門の授賞式はカンヌ現地日時の5月24日(金)に行われます。

池松演じるコーチが愛のキューピットに

吃音をもつホッケー少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中⻄希亜良)の姿に心奪われます。ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを見つけます。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川はスケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり......。

 

映画『ぼくのお日さま』は、9月テアトル新宿、TOHO シネマズシャンテ ほかで全国公開。

 

[作品情報]

『ぼくのお日さま』

監督・撮影・脚本・編集:奥山大史 

出演:越山敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、若葉⻯也、山田真歩、潤浩ほか

主題歌:ハンバート ハンバート

配給:東京テアトル 

© 2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS 

公式 HP bokunoohisama.com 

公式ハッシュタグ #ぼくのお日さま

公式 X @bokuno_ohisama

公式 Instagram @bokuno_ohisama