『大酔侠4Kリマスター版』1月29日(月)配信
"香港のクロサワ"と呼ばれた巨匠キン・フーの武侠アクションの伝説的傑作『大酔侠4Kリマスター版』が、1月29日(月)より動画配信サービスJAIHOで日本独占初配信を行います。それを記念して、女性アクションスターの先駆けと言われるチェン・ペイペイが華麗に舞う本編特別映像が公開されました。
公開された本編特別映像は、主演のチェン・ペイペイ演じる男装の女剣士・ 金燕子が、凛々しい剣捌きで有象無象の盗賊団をバッタバッタとなぎ倒す様子を捉えたもの。あのクエンティン・タランティーノ監督が大ヒット作『キル・ビル』(03)で、飯屋・⻘葉屋乱闘シーンの参考にしたと言われる伝説のシーンを切り取っています。
兄の奪還に立ち上がる妹の危機を救ったのは伝説の達人だった・・・
明の時代、悪名高き盗賊団の首領が地域を治める総督によって逮捕されると、盗賊団は、役人である総督の息子・張歩⻘を人質に取り、首領との交換を要求します。
総督はその要求を拒絶し、“金燕子” の名で世に知られる武芸の達人である自らの娘・張煕燕(チェン・ペイペイ)に兄の奪還を命じます。
やがて金燕子は単身、盗賊団の牙城に乗り込み賊の一味を倒していくも、盗賊団の副首領、玉面⻁の扇子から放たれた毒針を肩に受けてしまいます。その危機を救ったのは、孤児たちを連れて宿で歌を歌って稼いでいた“酔猫”と呼ばれる酔っ払い。実はその“酔猫”こそ、伝説の武芸者“酔侠”だったのです。
キン・フー監督、チェン・ペイペイ
香港映画の名を国際的に高めた巨匠キン・フー監督の記念すべき「初の武侠映画」としても知られる本作。それまでの武侠映画のレベルからとびぬけた斬新で迫力あふれる演出法が、新しいアクション映画の時代をひらき、武侠映画の大ブームをまきおこすきっかけとなりました。
そして、19歳にして主演の男装の凄腕女剣士・金燕子を演じたチェン・ペイペイは、この映画の大ヒットをきっかけに“武侠影后”(武侠映画の女王)と呼ばれ、映画界初の女性アクションヒーローとして60年代に一世を風靡。女性を主人公にしたアクション映画に新時代を築きながら、その後もアクションの枠に収まらず世界的に活躍。本作にオマージュをささげ たアン・リー監督の『グリーン・デスティニー』(00)にも出演してかつての女王にふさわしい活躍ぶりもしめています。
『大酔侠4Kリマスター版』は、1月29日(月)より動画配信サービスJAIHOで日本独占初配信。
[作品情報]
『大酔侠 4Kリマスター版』
監督:キン・フー
出演:チェン・ペイペイ 、ユエ・ホア 、チェン・ホンリエ 、ヤン・チーシアン 、リー・ワンチュン 1966年/香港/94分/音声:北京語/字幕:日本語
[サービス概要]
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