『FEAST -狂宴-』3月1日公開
フィリピンの鬼才、ブリランテ・メンドーサ監督最新作『Apag』が、邦題『FEAST -狂宴-』として、2024年3月1日、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開されることが決定。特報映像とポスターが公開されました。
公開された特報映像では、祝祭ムードから一転、交通事故を起こしてしまった父子の動転した表情と、被害者家族の悲しむ表情が切り取られています。
加害者家族と被害者遺族が共に暮らす様子が映し出され、不穏な雰囲気のまま、宴の料理をつくる音が響きます...。一体どんな展開が待ち受けているのか、興味のそそられる映像となっています。
公開されたポスターでは、一緒に暮らす加害者家族と被害者遺族が、まるでひとつの家族のように宴の料理を囲んでいます。一見すると楽しそうな記念写真ですが、よく見ると笑っていない顔が混ざり込んでおり、どこか不気味さを感じさせます…。
「失った者」は「失わせた者」をほんとうに赦せるか?
息子が起こした交通事故の罪を被り、刑務所に収監されていた家族の長の 帰還を祝う宴の準備が進められています。収監されている間、妻と息子は協力しあって家族と家計を守り、亡くなってしまった男の妻と子供たちを引き取り使用人として面倒を見ていました。
しかし宴の日が近づくにつれて後ろめたさと悲しみが再びあらわれ、「失った者」と「失わせた者」との間の平穏はかき乱されていきます...。
『FEAST -狂宴-』は2024年春、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開。
[作品情報]
『FEAST -狂宴-』
原題:Apag(英題:FEAST)
監督:ブリランテ・メンドーサ
脚本:アリアナ・マルティネス
撮影:ラップ・ラミレス
美術:ダンテ・メンドーサ
編集:イサベル・デノガ
音楽:ジェイク・アベラ
出演:ココ・マーティン、ジャクリン・ホセ、グラディス・レイエス、リト・ラピッド
2022年/香港/タガログ語、パンパンガ語/104分/シネスコ
後援:フィリピン政府観光省
配給・宣伝:百道浜ピクチャーズ
www.m-pictures.net/feast
© CORYRIGHT 2022. ALL RIGHTS RESERVED.