アキ・カウリスマキ監督、労働者3部作ほか特集放送&配信!

新作『枯れ葉』が12月15日(金)より劇場公開を迎えるフィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督の労働者3部作『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』ほか計6作品が、動画配信サービス「ザ・シネマメンバーズ」で12月より特集配信されます。また、CS「ザ・シネマ」でも「『枯れ葉』公開記念アキ・カウリスマキ」と称して1月9日(火)~14日(日)に同6作品が特集放送されます。

『パラダイスの夕暮れ』 配信:12月2日(土)0時~、放送:1月12日(金)6時~

幸せを求めて懸命に生きる... アキ・カウリスマキ監督の貧しき人々への厳しさと優しさが光る“労働者3部作” 

『パラダイスの夕暮れ』 © Villealfa OY
『パラダイスの夕暮れ』 © Villealfa OY

“労働者3部作”の第1作にあたるアキ・カウリスマキ監督初期の傑作。貧しき労働者たちの厳しい現実と懸命に生きる姿を描くというテーマ性、極端に少ない台詞、 無表情な登場人物などの作風をこの時点で確立しています。

『真夜中の虹』 配信:12月2日(土) 0時~ 放送:1月13日(土) 6時~

希望を求めて南へ──アキ・カウリスマキ監督がすべてを失った男の波乱万丈な日々を描く“労働者3部作” 

『真夜中の虹』 © Villealfa OY
『真夜中の虹』 © Villealfa OY

“労働者3部作”第2作にあたるアキ・カウリスマキ監督のハードボイルドロマン。仕事も家もお金も何もかも失った男が希望を求めて南へと向かう波乱万丈の旅を、カウリスマキ節というべき淡々としたタッチで綴っています。

『マッチ工場の少女』 配信:12月2日(土) 0時~ 1月14日(日) 6時~

誰にも愛されぬ少女が復讐を決意する──アキ・カウリスマキ監督が叙情的な音楽と共に綴る“労働者3部作” 

『マッチ工場の少女』 © Villealfa OY
『マッチ工場の少女』 © Villealfa OY

マッチ工場で働く貧しい少女の不遇と復讐を描いた、アキ・カウリスマキ監督の“労働 者3部作”第3作。台詞が極端に少なく、ヒロインの心情を代弁するかのように激情的な歌詞の音楽が印象的に用いられています。

『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』 12月9日(土) 0時~ 放送:1月9日(火) 6時~

売れないバンドが成功を求めアメリカへ! アキ・カウリスマキ監督のシュールなギャグ全開のロードムービー。

『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』 © Sputnik OY
『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』 © Sputnik OY

アキ・カウリスマキ監督がフィンランドに実在するバンドと組んだロードムービー。片田舎の冴えないバンドがアメリカ受けするバンドに変貌していく姿を、オフビートな笑いと音楽に社会風刺も織り交ぜて描き出します。

『コントラクト・キラー』 配信:12月16日(土) ~ 放送:1月10日(水) ~

自殺に失敗した男が殺し屋を雇う? アキ・カウリスマキ監督のシニカルなユーモアが光るサスペンス 

『コントラクト・キラー』 © Villealfa OY
『コントラクト・キラー』 © Villealfa OY

アキ・カウリスマキ監督がヌーヴェルヴァーグの名優ジャン=ピエール・レオを主演に迎えたサスペンス。人生に絶望した男の悲哀をレオが寡黙かつ端正に演じ、カウリスマキ作品独特の間とユーモアに絶妙にマッチしています。

『ラヴィ・ド・ボエーム』 配信:12月23日(土) ~ 放送:1月11日(木) ~

パリで独自の芸術を追うボヘミアンたちに乾杯! アキ・カウリスマキ監督が贈るおかしくも哀しきコメディ。

『ラヴィ・ド・ボエーム』 ©Sputonik OY
『ラヴィ・ド・ボエーム』 ©Sputonik OY

アキ・カウリスマキ監督がプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」の原作小説を映画化。生活に困窮した芸術家が暮らすパリの情景をモノクロ映像で感傷的に写し撮っています。ベルリン国際映画祭で国際評論家連盟賞を受賞しました。

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