10月23日、第36回東京国際映画祭が開幕。オープニングを飾るレッドカーペットは、10月23日の15時頃から、監督、俳優、プロデューサーなど多彩なメンバーが歩みました。
ここでは、レッドカーペットへ歩みを進める前のステージ正面で捉えた写真の数々と共に、関連作品を紹介します。(取材・写真:遠藤)
『青春の反抗』
ワールドフォーカス。戒厳令解除後の1994年、表現の自由を求めて学園紛争が勃発。女子学生チーウェイとチン、リーダーのクェンの恋と炎が複雑に絡み合います。
東京国際映画祭レッドカーペットに登壇したのは、監督・脚本・プレゼンター・編集のスー・イーシュエン、俳優のイェ・シャオフェイ。
『離れていても』
アジアの未来部門出品の香港映画。香港返還の1997年から10年おきの3部からなる家族の一代記。父と娘の20年に香港社会の変化が絡まります。
©The Flow Of Words Limited
登壇したのは、監督・脚本・俳優のサーシャ・チョク、俳優のウー・カンレン、ヨーヨー・ツェー、アンジェラ・ユン、ナタリー・スー、ウー・チェンホー、クロエ・フゥイ。
『ロシナンテ』
アジアの未来部門。休職中の夫、保険勧誘員の妻、6歳の聴唖の3人の家族の物語。夫が愛車のロシナンテでバイクタクシーを始めるも思わぬトラブルが勃発し…。
©AlkaliFilm
登壇したのは、監督・脚本のバラン・ギュンドゥズアルプ、プロデューサー・脚本のデニズ・イェシルギュン。
『北極百貨店のコンシェルジュさん』
アニメーション。従業員は人間、お客様は動物という北極百貨店。仕事を頑張る全ての人に贈る不思議でカワイイエンタテインメント。
©2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会
登壇したのは、声優の川井田夏海、大塚剛央、津田健次郎、監督の板津匡覧。
連続テレビドラマW OZU〜小津安二郎が描いた物語
TIFFシリーズ。小津安二郎生誕120年を記念し、初期サイレント映画6作品を気鋭の映画監督がリメイクしています。今回は3作上映。
登壇したのは、城定秀夫、田中圭、吉田康弘、柄本祐、松本優作、前田敦子、徳田雄久。
『TOKYO POP』4Kデジタルリマスター版
4Kリマスターによる特別上映とシンポジウム。1980年を舞台にした監督自身のロックンロールストーリー。上映後にシンポジウムを開催。
登壇したのは、フラン・ルーベル・クズイ、葛井克亮、ダイヤモンド☆ユカイ。
『駒田蒸留所へようこそ』
アニメーション。崖っぷち蒸留所の再起に奮闘する若き女性社員と、夢もやる気もない新米編集者が幻のウイスキー復活を目指します。
©2023 KOMA復活を願う会/DMM.com
登壇したのは、早見沙織、小野賢章、内田真礼、細谷佳正、吉原正行、堀川憲司。
特別功労賞
ガラ・セレクション。非業の死を遂げた南宋の岳飛が残した詩「満江紅」をモチーフにした『満江紅』を上映。
登壇したのは、チャン・イーモウ監督。
[開催概要]
「第36回東京国際映画祭」
期間 : 2023年10月23日(月)〜11月1日(水)[10日間]
会場: シネスイッチ銀座/Users/ryoukiti_mba/Downloads/kV_8VLMf9Ik.png 、丸の内TOEI(中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ日比谷、 ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、ヒューホリック東京、丸ビルホール、東京ミッドタウン日比谷日比谷ステップ広場、有楽町micro FOOD&IDEA MARKET、東京宝塚劇場ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用
主催:公益財団法人ユニジャパン(第36回東京国際映画祭実行委員会)
共催:経済産業省 国際交流基金(アジア映画交流事業) 東京都(コンペティション部門、ユース部門)
後援:総務省/外務省/千代田区/中央区/独立行政法人日本貿易振興機構/国立映画アーカイブ/一般社団法人日本経済団体連合会/東京商工会議所/一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/一般社団法人外国映画輸入配給協会/モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)/全国興行生活衛生同業組合連合会/東京都興行生活衛生同業組合/特定非営利活動法人映像産業振興機構/一般社団法人日本映像ソフト協会/公益財団法人角川文化振興財団/一般財団法人デジタルコンテンツ協会/一般社団法人デジタルメディア協会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画祭支援事業)
公式サイト:www.tiff-jp.net
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