10月23日、第36回東京国際映画祭が開幕。オープニングを飾るレッドカーペットは、10月23日の15時頃から、監督、俳優、プロデューサーなど多彩なメンバーが歩みました。
ここでは、レッドカーペットへ歩みを進める前のステージ正面で捉えた写真の数々と共に、関連作品を紹介します。(取材・写真:遠藤)
Amazon Prime Videoテイクワン賞審査委員
今年で3回目を迎える新才能発掘プロジェクト。日本在住の映画監督による15分以内の短編映画の中から行定勲監督ら審査委員が選びます。
『小学校〜それは小さな社会〜』
Nippon Cinema Nowの1本。ある公立小学校の1年間を1年生と6年生の目線で追います。
©Cineric Creative/Pystymetsä/Point du Jour 2023
登壇したのは、監督・編集の山崎エマ、エリック・ニアリ、加倉井和希、岩間翼、ドキュメンタリー出演者4名。
『ラ・ルナ』
アジアの未来部門。都会からムスリムの村にやってきたハニーは、女性ランジェリー店をオープンし繁盛するも、気に食わない男たちが動き出します…。
登壇したのは、監督・脚本・俳優のM・ライハン・ハリムら。
『ゴンドラ』
コンペティション部門。セリフを一切使わないファイト・ヘルマー監督の最新作。ジョージアの美しい山並みで働く二人の女性を描きます。
登壇したのは、監督・脚本・プロデューサーのファイト・ヘルマー、ニニ・ソセリア、ケティ・カバナーゼ。
『西湖畔に生きる』
コンペティション部門。緑茶の有名な産地・西湖に暮らす母子を、経済環境の変化と美しい風景を背景に描きます。
登壇したのは、監督・脚本のグー・シャオガンのほか、ウー・レイ、ジャン・チンチン。
アジアの未来 審査委員
登壇したのは、マーク・ノーネス、レイモンド・レッド、武井みゆき。
『レッドライフ』
アジアの未来。バンコクの片隅で闇社会の過酷な環境と、そんな中でもピュアな愛を求める若者たちを描きます。
登壇したのは、エカラック・ガンナソーン、ティティ・マハーヨーターラック、スピチャー・サンカチンダー、カーンピッチャー・ポンパーニット、ジェーンワイ・トーンディーノーク、オラファン・アジャサマット。
『ほかげ』
ガラ・セレクション。終戦を生き延びた人々を描く、戦争が迫る現代に向けた祈りにも似た反戦映画。
11月25日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開 配給:新日本映画社©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
登壇したのは、塚本晋也監督・脚本・撮影・編集・製作と、森山未來、塚尾桜雅、河野宏紀。
『漁師』
ワールドフォーカス。ポール・ソリアーノ監督の最新作。モノクロームで捉えた漁村を舞台にしたファンタジックな物語です。
登壇したのは、俳優のエンチョン・ディー。
『怪物の木こり』
ガラ・セレクション。『このミス』大賞受賞。亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆で贈る三池崇史監督作品。
登壇したのは、三池崇史監督のほか、亀梨和也、菜々緒、怪物。
[開催概要]
「第36回東京国際映画祭」
期間 : 2023年10月23日(月)〜11月1日(水)[10日間]
会場: シネスイッチ銀座、丸の内TOEI(中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ日比谷、 ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、ヒューホリック東京、丸ビルホール、東京ミッドタウン日比谷日比谷ステップ広場、有楽町micro FOOD&IDEA MARKET、東京宝塚劇場ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用
主催:公益財団法人ユニジャパン(第36回東京国際映画祭実行委員会)
共催:経済産業省 国際交流基金(アジア映画交流事業) 東京都(コンペティション部門、ユース部門)
後援:総務省/外務省/千代田区/中央区/独立行政法人日本貿易振興機構/国立映画アーカイブ/一般社団法人日本経済団体連合会/東京商工会議所/一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/一般社団法人外国映画輸入配給協会/モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)/全国興行生活衛生同業組合連合会/東京都興行生活衛生同業組合/特定非営利活動法人映像産業振興機構/一般社団法人日本映像ソフト協会/公益財団法人角川文化振興財団/一般財団法人デジタルコンテンツ協会/一般社団法人デジタルメディア協会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画祭支援事業)
公式サイト:www.tiff-jp.net
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