『R100 tokyo コンセプトルーム ~ Hiroo Residence』
リビタがNTT都市開発と共同でリノベーションした『R100 tokyo コンセプトルーム ~ Hiroo Residence』が、2023年度「グッドデザイン賞」を受賞。リビタとしては14年連続の受賞となります。
Hiroo Residenceは、「R100 tokyo」のフラッグシップモデルとして企画された広尾のハイグレードマンションの一室をリノベーションした物件。「Quiddity of Life (本質的な価値観が表現される暮らし)」を表現し、新しいラグジュアリー空間を提案しています。
審査委員による評価コメントは次の通り。
「人が求める本質的な心地よさを追求し、デザインとして具現化された点が評価された。平面計画や設備計画と連動させながら空間の線や面をシンプルにし、色彩や光を整え、そして自然素材によって一体感を与えている。艶のある部分が局所的に用意され、住まい手を待っているように見える。このように、リノベーションによって空間全体にゆとりが生みだされており、住まい手のためのこの余白こそがプロジェクトの本質なのだと言える」
「Crafted Space」とは
本物件のコンセプト「Crafted Space」は、どこまでも丁寧に設えた空間を差します。それはあらゆるディティールまで想いが込められ、手をかけられるところは全て手をかけて出来上がった空間。特別な演出をしなくとも、暮らしを第一に、緻密に構築して作り上げた空間こそオーソドックスであり、新たなラグジュアリーの価値であり、住む人に根源的な心地よさをもたらす豊かさを意味します。
住まいに求められるニーズが変化してきている今、社会に提案したい空間として、内装材及び家具の製作は芦沢啓治とカリモク家具が手掛け、空間全体の一体感を表現。リノベーションにおける温熱環境の向上アプローチの一手として木製内窓も制作し実装しています。