北欧サイキック・スリラー『イノセンツ』7月28日公開
アカデミー賞ノミネート(脚本賞)監督エスキル・フォクトの最新作にして世界の映画賞を総なめにしたサイキック・スリラー『イノセンツ』が、7月28日(金)新宿ピカデリーほかにて全国公開。このたび、本国ノルウェーのアカデミー賞(アマンダ賞)で最優秀主演賞を獲得した4人の天才子役たちのキャラクター紹介と新場面写真が公開されました。
4人のキャラクターは同じ団地に暮らしています。
ひとりめはイーダ。緑豊かな郊外の団地に引っ越してきます。遊び盛りにも関わらず仕事や家事に忙しい両親に代わって、姉の面倒を見なくてはならないことに煩わしさを感じていました。9歳。
2人目は、イーダの姉アナ。重い自閉症で、全く言葉を話せなません。4人目のアイシャとは互いの感情と思考を共有するようになります。
3人目はベン。手で触れることなく心の中で念じただけで、小石などの物体を動かすことができる念動力「サイコキネシス」という特殊な能力を持っています。
4人目のアイシャは、言葉を介することなく互いに離れていてもアナと感情、思考を共有できる不思議な能力の持ち主。アナとアイシャを結びつけるテレパシーは、不思議なことに4人が一緒になるといっそう強度を増します。
人種的なルーツが異なる子役4人のナチュラルな演技、その感情の揺らぎを子供の視点で繊細にすくい取ったフォクト監督の演出も秀逸。あらゆる観客の童心を呼び覚ましながら、大人が一切介在しない予測不能のサイキック・バトルへと突き進む映像世界は、まさしく無垢ゆえに恐ろしい圧倒的なテンションで貫かれています。
子どもたちの無邪気な遊びが恐ろしい事態に…
舞台は、郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親た ちの目の届かないところで隠れた力に目覚めます。近所の庭や遊び場で新しい力を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめます…。
『イノセンツ』は、7月28日全国公開。
[作品情報]
『イノセンツ』
原題:『De uskyldige』 英題:『THE INNOCENTS』
監督・脚本:エスキル・フォクト
撮影監督:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン
出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、サム・アシュラフ、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ
2021 年/ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン/ノルウェー語/カラー
日本語字幕:中沢志乃
提供:松竹、ロングライド 配給:ロングライド
https://longride.jp/innocents
© 2021 MER FILM, ZENTROPA SWEDEN, SNOWGLOBE, BUFO, LOGICAL PICTURES