写真で巡る、ハイエンドインテリア「モルテーニ・ダーダ東京」ショールーム

増床・リニューアル後のモルテーニ・ダーダ東京

この春増床・リニューアルを果たしたモルテーニ・ダーダ東京ショールームを紹介します。

会場はテーマに沿って整理。東京・南青山のふたつの建物まるまるB1から2Fを使い、Molteni&C(モルテー二)の初のアウトドアコレクションと、昨年ミラノサローネで発表したインドアの最新コレクションを含めたコーディネートをシーン毎に展開されており、キッチンからアウトドアまで、モルテーニらしい世界観に溢れています。

 

建築家でもあるヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンのディレクションのもと、周辺環境と調和し、室内外が流れるように繋がる和やかで温かみのあるコレクションは、流動性、叙情性、快適性を追求。流れるような曲線のフォルムによる視覚的な落ち着きと、上質な素材の触感が居心地の良さをもたらしています。

B棟 1F/B1F LIVING

特別な夜のはじまりに、静かな高揚感をもたらす音楽と香りのプロローグ。開放的な地下の空間には、柔らかな光に包まれたリビングダイニングが広がります。

 

過去の名作を未来へ繋げるための復刻プロジェクト、ヘリテージコレクションには、 イグナツィオ・ガルデッラのダイニングテーブル「BLEVIO(ブレヴィオ)」が加わっています。価格は1,959,100円から。

異なる素材の組み合わせの対比と洗練されたディテールが際立つリビングシステム「LIVING BOX(リビングボックス)」、蚕に包まれるような心の安らぎを感じさせるカーブを描いたヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンのモジュラーシステムソファ「CLEO(クレオ)」や、50年代のデッキチェアを再解釈したパーソナルソファ「YOELL(ヨエル)」は継ぎ目が見当たらない隙のない作りにも注目です。

 

外にはフォスター+パートナーズの円錐曲線型のテーブル「ARC(アーク)」も。

A棟 1F NIGHT

パブリックとプライベート…2つの顔を持つナイトショールーム。空間に置くのではなく、空間を創り上げる家具。モルテーニの真骨頂と言えます。

 

ロングセラーの収納システム「505UP」には、住まいの集いの場となる「Harry's bar(ハリーズバー)」が登場。ヘミングウェイが通ったとされるバーをイメージしており、閉じると木製またはガラスの収納、隠しヒンジで180度開いて照明を付けるとバーカウンターのような空間に変身します。9,163,000円という価格も凄いがそれだけ人を惹き付ける魅力あふれる逸品。

そのほか、「GLISS MASTER」やロドルフォ・ドルドーニのパーソナルソファ「SUTTON(サットン)」を据えたベッドルームも。

A棟 B1 Chef's Aperitif

活気あふれるダイニングでアペリティフを。オープニングレセプションでは店内キッチンを活用し臨場感あるフードプレゼンテーションが展開されていました。

B棟 2F Midnight Bar

深まりゆく夜を楽しむための場所。隠れ家のような空間でカクテルやデザートを口にしながらくつろぎたいところ。テラスにはアウトドアコレクションを展開。

 

アルミフレームを用いたパーソナルチェア「PHOENIX(フェニックス)」や「GOLDEN GATE(ゴールデンゲート)」テーブルなどを配置。

A棟 2F LOUNGE

モルテーニグループのオフィス家具ブランド「Unifor」の製品で構成されています。

 

リモートワークに加えフリーアドレスが進むオフィスのあり方について考え直すいい機会かも知れません。