カール・ハンセン&サン、見習工育成と廃材活用「STOCK by THE LAB」

カール・ハンセン&サンは、展示会「STOCK by THE LAB」を開催しました。

本展は、家具職人組合の展示会を再現した「家具職人の秋季展」のために、デザイナーのローラ・ビルデとティボー・アルゲイヤー、さらにカール・ハンセン&サンのCSR活動のひとつであるTHE LAB(ザ・ラボ)の見習い工たちが、協働して製作した5つのストレージコレクション「STOCK」を紹介するものです。

クラフトマンシップに敬意を表し、輸送用木箱からインスピレーションを得てデザインされた製品の数々は、実際にデンマークでも140年に亘りキャブネットメーカーとして名を馳せてきた工房ルド・ラスムッセンのワークショップに残されていたオレゴンパイン材を使用しています。

 

デザイナーと職人がともに材料を前に作業することで、ひとつひとつのかけがえのない天然素材を生かした逸品ができあがる…それは、職人技術の継承とともに、SDGsの発想も伺えます。

木目をあえて揃えず引き出し毎に異なる木目にしたり、柾目を天面に使うなど、適材適所に使っているのが見て取れます。

 

23年の秋季展でも同様のコラボレーションが予定されているとのことで、カール・ハンセン&サンの今後にも益々注目です。

[開催概要]

「STOCK by THE LAB」

会期:2023年4月13日〜16日

場所:HIKE gallery(東京都目黒区東山1−15−5静宏荘1F)

企画・運営:カール・ハンセン&サン