ヤマハは、「リビングで気軽にHiFiクォリティ」をコンセプトにした2chネットワークレシーバー「R-N2000A」を5月26日に発売します。色はブラックのみで、価格は429,000円。
特徴は、2chながらHDMI端子(ARC)を持っている点ではAVレシーバーであり、専用アプリを使ったストリーミング再生やUSB-DAC機能も持っている点ではネットワークプレーヤーでもあります。
それを裏付けるように、自動音場補正機能 「YPAO(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)」を備える一方で、カタログ上は「ステレオレシーバー」というカテゴリーでHiFiコンポーネントとしてラインナップされています。
2chでHDMI接続できる競合モデルとしては、マランツのMODEL 40n(286,000円)があります。40nはシルバーゴールド色も選べて伝統のパワーアンプ入力(いわゆるパススルー)がありますが、USB-DAC機能がありません。また、実際に試聴してみないとわかりませんが両モデルの音の傾向は真逆でしょう。また、40万円超えの価格になると、以前は50万円程度でしたがだいぶ値上がってしまったLINNのMAJIK DSM(748,000円)も検討したくなってしまいます。
なお、「R-N2000A」は、DACにESS社製「ES9026PRO」を搭載。AVアンプで言えばヤマハのセパレート型CX-A5200や現行フラッグシップRX-A8Aと同じチップです。
実際どのような音質なのか、試聴できるのが楽しみです。
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