「国家とは何か」を追い続けた寺山修司の挑発を探る『日の丸』にLiLiCoがコメント
1967年の放送直後から抗議が殺到、閣議でも問題視されたTBSドキュメンタリー史上最大の問題作といわれるテレビ・ドキュメンタリーのリブート作品『日の丸〜寺山修司40年目の挑発〜』が、2月24日 (金)より角川シネマ有楽町、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開。このたび映画コメンテーターLiLiCoのメッセージ映像が公開されました。
公開されたメッセージ映像では、本作の観賞法や感想などを語っています。
「この映画を観てまずみんなが考えるのは、(同じ様な質問を)自分が聞かれたらなんて答えようかなってこと。だから自分を見つける旅だと思う。いきなりああやってマイクを向けられると、自分の中のウィットな答えを引き出さないといけないという、答えよりも顔とか目を見るのが面白かったですね。みんな、日本人は言いたいことを言わないっていうけど、私は全くそういう風に思っていない」
「TBSドキュメンタリー映画祭2023」のアンバサダーも務めるLiLiCoは、ドキュメンタリーの魅力を次のように語ります。
「ドキュメンタリーって、描いているものはリアルで、これですよって。でも自分がどうかみ砕くかは自由。この作品を見て自分に問いかけてみてほしいなと思う」
最後に本作品について次のようにアピールしました。
「違う時代に同じ質問を日本人に投げかけて、どんな答えが出るのか。その答えから紐解く、昔と今の日本人の考え方。大きな劇場で見れますので、是非ご覧ください」
TBSの新ブランド“DOCS”
本作を放つのは、劇場公開や映画祭での上映などドキュメンタリー映画を発表し続けているTBSの新ブランド“DOCS”(DOCUMENTARY FILMS の略称)。2021年よりドキュメンタリー作品だけの映画祭「TBSドキュメンタリー映画祭」を開催、全22本を上映しました。
第2回となる今年3月開催の「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」では、クライマー・山野井泰史の壮絶な人生に迫った『人生クライマー 〜山野井泰史と垂直の世界〜』や、30歳を目前に控えたアイドルグループ・ももいろクローバーZを追った『ももいろクローバーZ 〜アイドルの向こう側〜』、社会に衝撃を与えた暴走事故を3年にわたり追い続けた『池袋母子死亡事故「約束」から3年』など、幅広いテーマを扱ったドキュメンタリー全11本を発表しました。
『日の丸〜寺山修司40年目の挑発〜』は、2月24日 (金)より角川シネマ有楽町、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開。
[作品情報]
『日の丸〜寺山修司40年目の挑発〜』
監督:佐井大紀
企画・エグゼクティブプロデューサー:大久保竜
チーフプロデューサー:松原由昌
プロデューサー:森嶋正也、樋江井彰敏、津村有紀
総合プロデューサー:秋山浩之、小池博
TBS DOCS 事務局:富岡裕一
協力プロデューサー:石山成人、塩沢葉子
出演:高木史子、村木眞寿美、金子怜史、安藤紘平、今野勉
語り:堀井美香、喜入友浩(TBSアナウンサー)
製作:TBSテレビ
配給:KADOKAWA
©TBSテレビ
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