これからの一体型のホープ、AVR-X4800H登場
デノンは、AVサラウンドレシーバー「AVR-X4800H」を2月上旬に発売します。価格は313,500円(税込)。
AVR-X4800Hは、上位モデルのAVC-X6700Hなどと同じ国内の白河オーディオワークスで生産、全チャンネル同一構成のディスクリート、モノリス・コンストラクション・パワーアンプ搭載の高級一体型モデルの位置づけとなります。
内蔵アンプは9chですが、11.4chまでのプロセッシングに対応する最上位32ビットDSPを搭載しているため、単体で4chのハイトスピーカーするほか、プリアウトを活用することで6chのハイトスピーカーを使えます。最大4台のサブウーファーは、近くのスピーカーの低域成分を割り当てる(指向性モード)こともできます。
さらに、内蔵アンプをすべてオフにする「プリアンプモード」と11.4chプリアウトを装備。全チャンネル一括切替えのほか、チャンネルごとの個別設定も可能です。
そんな詳細な設定が可能なセットアップメニューも一新。表示解像度を上げたほか、デザインもより洗練され、パワーアンプがどのスピーカーに割り当てられたか一目瞭然になりました。
Dolby Atmos、DTS:X、MPEG-4 AAC、Auro-3D、MPEG-H 3D Audioといった最新の音場フォーマットに対応するほか、IMAX Enhanced認定製品でもあります。
また、デノンならではのアナログ周りのパーツを使った設計思想も貫徹されています。
Dirac Liveにも有償対応予定
また、AVC-X4800Hは、マランツブランドのCINEMA50同様、音場補正機能「Dirac Live」アップデートに有償で対応する予定とアナウンスされています。
これは、特許技術により周波数特性だけでなく部屋内の反射やスピーカーの位置のずれに起因する音の遅延についても、認証マイクを用いて測定、PCで解析して補正を行うもの。2023年にファームウェアで提供される予定とのことです。
AVサラウンドレシーバー「AVR-X4800H」は、2月上旬発売。価格は313,500円(税込)。