パナソニックの超短焦点レーザープロジェクター
パナソニック コネクトは、液晶レーザー超短焦点プロジェクター「PT-CMZ50 J」を2023年度第1四半期(2023年4月〜6月)より発売すると発表しました。
特徴は、5,200lmの明るさと、80インチ投影時に本体と壁の距離が1cmという高輝度超短焦点モデルであること。光源はレーザーで、2万時間交換不要と謳っています。
オフィス用途ということもあり、ズームやレンズシフトはデジタル。フォーカスもリモコンや本体ボタンで電動で行えます。
明るい部屋で大画面を囲むことで生まれるコミュニケーション
開発の狙いについてパナソニックは、教育現場での双方向型授業、企業での意見交換の場の整備を挙げています。
明るい場所で大画面を囲むことによるコミュニケーションの促進は、家庭におけるリビングシアターのあり方とも繋がるのではないでしょうか。
パナソニックの超短焦点プロジェクターといえば、TH-100FP1というDLPモデルの「インテリアシアター」があります。視聴したことがありますが、かつてハリウッド画質を謳った液晶プロジェクターTH-AE1000のように余裕のある絵を見せている点ではさすがパナソニックという画質でした。
それに対して、本モデルは業務用とはいえ液晶に戻りました。ただ、解像度は4KでなくHD解像度。パナソニックには家庭用の4Kで液晶の復活を望みたいところです。
[仕様]
超短焦点液晶レーザープロジェクター PT-CMZ50J
光出力:5,200 lm
解像度:WUXGA(1,920 x 1,200ドット)
外形寸法:横幅 495 mm x 高さ 160 mm x 奥行き 421 mm(脚含まず)、横幅:495mm x 高さ 176 mm x 奥行き 421 mm(脚最小時)
質量:9.5 kg
本体色:ホワイト(PT-CMZ50JW)/ブラック(PT-CMZ50JB)
本体希望小売価格:オープン価格
発売月:2023年度 第1四半期(2023年 4月~6月)