オーディオテクニカ、高音質ストリーミングヘッドセット2機種
世界最大の見本市の一つ「CES 2023」が今年も1月5日に開幕。主催はConsumer Technology Association(CTA)で、もともと「CES」は国際家電見本市(Consumer Electronics Show)と称する家電のトレンドを占うイベントでしたが、近年は新たなテクノロジー全般を扱うようになっています。
その中でオーディオテクニカは、ヘッドフォンとマイクロフォンいずれも高品質なヘッドセット「StreamSet(ストリームセット)」を発表しました。
発表されたのは、3.5mm径(φ6.3mm変換アダプター付き)ヘッドフォン入力とXLRマイク入力をもつ「ATH-M50xSTS」と、A/Dコンバーターを内蔵しUSB Type-A(USB-Cアダプター付き)で接続する「ATH-M50xSTS-USB」の2モデル。ヘッドセットで自分の声が聞こえるサイドトーンも搭載します。
これまでヘッドセットの多くがオンラインゲームやオンライン会議を念頭に置いた製品であるのに対し、「StreamSet」は本格的な高音質配信を行うことを目的としています。
ヘッドホン部はモニターヘッドホン『ATH-M50x』を採用。φ45mm大口径ドライバーを搭載し、幅広い周波数帯域でクリアな音質と深みのある正確な低音域を実現しています。イヤパッドもレザー素材とメッシュ素材の2種類が付属します。
マイクロホン部は、フレキシブルに動かせるブームアームの先に「AT20」譲りのコンデンサー型の大口径マイクユニットを配置。頭の動きにかかわらず口元の近くにマイクロホンがあり、またそのポジションで最適な音になるようチューニングしています。
日本での発売や価格などは2月以降に発表予定。ますます需要が高まる高音質でのオンラインコミュニケーションツールに期待です。
(資料提供:オーディオテクニカ)