「ハムレット」「山月記」がモチーフ!野村萬斎監督『虎の洞窟』

『アクターズ・ショート・フィルム3 』野村萬斎監督『虎の洞窟』ポスタービジュアルと場面写真

5人の人気俳優、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑戦する『アクターズ・ショート・フィルム3 』のうち、野村監督作品『虎の洞窟』のポスタービジュアルと場面写真が公開されました。

公開されたポスタービジュアルは、血を浴びた精気のない表情の男(窪田)が獣のような長い爪で髑髏を抱えています。虎をイメージしているのでしょうか...?

 

また場面写真は、交差点での男(窪田)、苦悩する男など、野村萬斎監督との稽古を経て挑んだ窪田の鬼気迫るシーンが切り取られています。

窪田正孝が虎になる!?

本作品は、シェイクスピアの「ハムレット」と中島敦「山月記」をモチーフに、現代の孤独な青年の心象風景を抉るように描き出します。

 

周囲から「社会のゴミ」「邪魔」「迷惑」と罵られ、社会の中に居場所を見出せない男(窪田)は、ある日不思議な声に誘われて外に駆け出し、力がみなぎり虎になっている自分に気づきます...。

 

壮絶な主人公の男を演じる窪田の息をのむ演技のほか、警官役に勝村政信、梶原善、若者役に野村裕基、野村太一郎が出演するのも見どころ。

 

野村監督の壮大なイマジネーションと激しく強いメッセージが融合する作品本作の2月放送が楽しみでなりません!

『アクターズ・ショート・フィルム』とは?

映画史に燦然と輝く『市民ケーン』は、俳優オーソン・ウェルズが25歳のときに監督・出演した作品です。以来、北野武、クリント・イーストウッドにいたるまで、俳優が名監督となる例は多く、日本でも若手俳優らが監督に挑戦し、成果をあげはじめています。監督の意図を最もよく理解し表現できる俳優は、監督としての才能をも埋蔵した存在なのです。

 

『アクターズ・ショート・フィルム』は、〝映画のWOWOW〟が開局30周年を記念し俳優たちと立ち上げたショート・フィルム・プロジェクト。目指すは「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」のグランプリ受賞、そしてその先へ...。

 

ルールは、1.尺は25分以内 2.予算は全作共通 3.原作物はなし 4.監督本人が出演すること。

 

『アクターズ・ショート・フィルム3』は、WOWOWオンデマンドで2023年2月放送・配信されます。

 

 

[番組概要]

監督: 高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎(※五十音順)

チーフプロデューサー:射場好昭/コンテンツ戦略:仁藤慶彦/プロデューサー:小室秀一、宮田幸太郎、和田圭介 

制作プロダクション:スタジオブルー 

製作著作:WOWOW

番組公式サイト : https://www.wowow.co.jp/movie/asf/ 

番組公式Twitter : https://twitter.com/asf_wowow 

番組公式インスタグラム:https://www.instagram.com/asf_wowow/

 

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