WOWOW『アクターズ・ショート・フィルム3』キャストに林遣都、有村架純、窪田正孝ら決定!

2月放送配信 『アクターズ・ショート・フィルム3 』キャスト決定

5人の人気俳優、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフ ィルムの監督に挑戦する『アクターズ・ショート・フィルム3 』の各作品のキャストが決定しました。

今回の『アクターズ・ショート・フィルム3』の各作品のキャストには、高良健吾監督作の主演に映画『いとみち』『偶然と想像』で第35回高崎映画祭最優秀助演俳優賞を受賞した中島歩と、ヴェネチア国際映画祭で新人俳優賞を受賞、来年1月に放送するNHK正月時代劇『いちげき』で主演を務める染谷将太という実力派の2人が集結。

 

中村は次のように抱負を語っています。

 

「演技のプロである俳優の高良さんに呼んでいただけたことはとても嬉しいです。従来の監督と俳優という関係性ではできない俳優同士ならでは創作ができるのではないかと楽しみにしています。脚本は監督の日々感じていることや美学が詰まっていて、それがどのように映像化されていくのか興味深いです。数々の名監督やカメラマンと膨大な時間を過ごしてきた高良さんですので、いち映画ファンとしても必見の一本になるでしょう」

 

染谷は次のようにコメントしています。

 

「高良組、なんて響きの良い言葉でしょうか。この心躍る現場にお誘い頂けて感謝でいっぱいです。高良さんとはいくつかの現場でご一緒させていただいてますが、しっかりと一緒にお芝居をしたことがありませんでした。今回なんと監督と役者という形で現場を共にできるなんて思ってもなかったです。高良さんの唯一無二な包容力と優しさと映画愛が詰まった脚本握りしめ、ドキドキしながら現場に行って参ります」

 

 

玉木宏監督作の主演は、テレビドラマ『世界は3で出来ている』で、主演かつ唯一の出演者として一人三役の一卵性三つ子役を演じ第58回ギャラクシー賞でテレビ部門大賞を受賞、玉木とは俳優としてリスペクトし合う関係という林遣都が務めます。

 

林は次のように意気込みを語ります。

 

「玉木さんは憧れの先輩なので、大変光栄でした。脚本をいただき、準備が進む段階での監督の色んな構想を聞き、非 常にワクワクしました。指名していただいたからには何としても期待に応えたいという思いでいます。限られた時間の中で最大限の力を発揮できるよう瞬発力を研ぎ澄ませ、撮影当日、冒頭からフルスロットルで玉木組に飛び込んでいくつもりです」

 

土屋太鳳監督作では、土屋太鳳自身が監督/脚本/主演を務め、W主演で映画『花束みたいな恋をした』で第45回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した人気女優の有村架純と初共演が実現します。

 

有村は、次のようにコメントしています。

 

「このような形でお仕事をご一緒できるとは...とても貴重な機会に携わることができ心から嬉しく思います。土屋監督へのリスペクトを忘れず、監督が作りたい世界を十分に理解し、寄り添いながらクランクインまで気持ちを高めていきたいです。また私自身も学ばせていただけることの多い撮影になるだろうと、大変楽しみにしております。短い時間での撮影になると思いますので、ギュギュっと濃縮された瞬間を見逃さないよう心に焼き付けたいです。土屋監督と同じベクトルを持って臨みたいと思います。楽しみます!」

 

中川大志監督作には、テレビドラマ『クロサギ』にも出演中の注目俳優、井之脇海を主演に迎え、『麒麟がくる』の森蘭丸役で若手ながらNHK大河ドラマに2度目の出演を果たした板垣瑞生、映画『草の響き』『間借り屋の恋』に出演の林裕太と若き実力派俳優が揃います。

 

井之脇は次のように撮影を振り返ります。

 

「大志君とは、以前共演したときに色々と話をする中で、『役者の視点だけでなく、多角的に映画を創る視点を持っている方だな』と感じていたので、今回、監督に挑戦すると聞いた時には期待しかありませんでした。そして、その初監督作品で、一緒に映画を撮ろうと声をかけていただいて、嬉しい気持ちでいっぱいでした。現場では、役者ごとに言葉を変えながら的確に導いてくれる、安心して頼れる監督でした。そして、その言葉ひとつひとつに、大志君が役者として感じてきた思いがギュッと詰まっていて、その瞬間瞬間を噛み締めながら演じました。なので、今回の洸という役は、僕と大志くんの二人で演じたような、そんな不思議な感覚でした。大志監督の目に映る世界の一片が、瑞々しく切り取られた作品になったと思います。完成が楽しみです」

 

野村萬斎監督作の主演には、NHK連続テレビ小説『エール』で主演を務め将来有望な若手俳優に送られるエランドール賞新人賞を受賞した実力派俳優、窪田正孝を抜擢。監督との稽古を経て難易度の高い役に挑みます。

 

窪田は次のようにコメントしています。

 

「人は弱くて尊い。そして、愚かで醜い。何者にもなれなくて、自分を偽り、何かに縋りもがき苦しんでいる。必然と心に存在する陰を描いた作品。野村萬斎監督の元、稽古をつけていただき、表現方法、役へのアプローチを模索しています。感じたことのない芝居の質感を楽しみながら大切に作り上げていきたいと思っています」

『アクターズ・ショート・フィルム』とは?

映画史上BESTにもあげられる『市民ケーン』は、俳優オーソン・ウェルズが25歳のときに監督・出演した作品です。以来、北野武、クリント・イーストウッドにいたるまで、俳優が名監督となる例は多く、日本でも若手俳優らが監督に挑戦し、成果をあげはじめています。監督の意図を最もよく理解し表現できる俳優は、監督としての才能をも埋蔵した存在なのです。

 

〝映画のWOWOW〟が開局30周年を記念し俳優たちと立ち上げたショート・フィルム・プロジェクト。目指すは「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」のグランプリ受賞、そしてその先へ...。

 

ルールは、1.尺は25分以内 2.予算は全作共通 3.原作物はなし 4.監督本人が出演すること。

 

『アクターズ・ショート・フィルム3』は、WOWOWオンデマンドで2023年2月放送・配信されます。

 

[番組概要]

監督: 高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎(※五十音順)

チーフプロデューサー:射場好昭/コンテンツ戦略:仁藤慶彦/プロデューサー:小室秀一、宮田幸太郎、和田圭介 

制作プロダクション:スタジオブルー 

製作著作:WOWOW

番組公式サイト : https://www.wowow.co.jp/movie/asf/ 

番組公式Twitter : https://twitter.com/asf_wowow 

番組公式インスタグラム:https://www.instagram.com/asf_wowow/