マスターウォール、ジェルバゾーニの日本正規代理店に
イタリアのインテリアブランドGERVASONI(ジェルバゾーニ)のコントラクト向けプロモーションイベントが、東京・銀座で11月18日に開催されました。
GINZA SIXにほど近いマスターウォール銀座本店を本会場に、そのはす向かいの地下に新設されたマスターウォールブティック銀座にもライブ配信されました。写真はマスターウォールブティック銀座での模様です。
早くからデザインの価値に着目
GERVASONIは、経営を担う兄Gianniとセールスを担当する弟Micheleの二人三脚で舵取りをしているが、その創業は82年に籐細工の職人工場に遡ります。素材を編み込んで作るのが特徴で、そのルーツはいまの作品にも受け継がれています。
1925年、兄弟の祖父がこれを買収。輸入素材を中心に工場生産へとスイッチ。ローカルからイタリア全土に商圏を広げ、GERVASONIと名乗り始めます。
1959年の父の代に至ると、デザインの与える付加価値に着目。1961年の第1回ミラノ・サローネに出店し、ワールドワイドに展開を始めます。ちなみに、第一回目から60回を数える現在まで一度も欠かさず出店しているのはGERVASONIを含めて数社しかないとのこと。
そしてGERVASONIを一躍有名にしたのは、1998年にアートディレクターに就任したPaola Navone(パオラ・ナヴォーネ)。GERVASONIのルーツを押さえた上で多彩なマテリアルを使いこなし、独自の世界観を確立したのです。
さらに新しい展開を求めパオラが退任、2021年からはイタリア人だけでない8人の若手デザイナーを起用してバリエーションを広げたGERVASONIは、CassinaやB&Bのようなブランドが並ぶ地区に750㎡の広いショールームを構え、新しい多彩なGERVASONIを展示しています。
AKASE藤井社長、ミケーレの自宅にも
イベントには、GERVASONI CEOのMichele Gervasoni(ミケーレ・ジェルバゾーニ)と、マスターウォールブランドを展開するAKASE(アカセ)の代表取締役社長・藤井幸司が登壇。
藤井は「MASTERWAL OVERSEAS」の強化について触れ、ASEANを商圏とすること、直近ではベトナム進出を予定していると語りました。
また、GERVASONIの日本正規代理店となった理由については、「世界的なウッドショックとウォールナット不足を背景に、世界的なインテリアブランドとくにイタリアとの繋がりを探していた折、20年前から憧れていたGERVASONIとミラノで意気投合。Micheleの自宅に訪問したとき感じた世界観、ホスピタリティ、奥様の手料理にもいたく感激した」と語ります。
一方のMicheleも藤井の印象について、「サローネで出会い、すぐ会社を訪問してくれ、自宅にまで来てくれた。まず人として信頼できたのと、日本全国におよぶ広い販売ネットワークにも興味を持った」と語りました。
地下にもかかわらず天井が高く開放感のあるマスターウォールブティック銀座には、ランド・オブ・マスターウォール横浜と同様、照明BRASS、ソファGHOST、天板にマスターウォールのウォールナットを使用したダイニングテーブルGRAY by Paola Navoneなどが展示されていました。
(取材・写真・文:遠藤)
AKASE株式会社 https://www.akase.co.jp
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