東京国際映画祭レッドカーペット──歩行順に完全網羅[Part6]

第35回東京国際映画祭レッドカーペット歩行順紹介

10月24日、3年ぶりのリアル開催となる第35回東京国際映画祭が開幕。のレッドカーペットは、10月24日の16時頃から、監督、俳優、プロデューサーなど多彩なメンバーが歩みました。

 

ここでは、レッドカーペットへ歩みを進める前のステージ正面で捉えた写真の数々と共に、関連作品を紹介します。

『あつい胸さわぎ』

Nippon Cinema Nowに登場したのは、乳がんが見つかった娘と母を描く、来年公開予定の作品。

©atsuimunasawagi production committee
©atsuimunasawagi production committee

登壇したのは、まつむらしんご監督、俳優の吉田美月喜、常盤貴子、前田敦子、プロデューサーの石原理衣、恵水流生。

アジアの未来審査委員

東京テアトルの西澤彰弘、日本映像学会会長の斉藤綾子、プロデューサーのソーロス・スクムが登壇。

『彼方の閃光』

Nippon Cinema Nowに選ばれた本作品は、戦争の記憶から未来へと誘う、映画の根源を辿るロードムービー。

©2022 Lightning Over the Beyond Film Partners
©2022 Lightning Over the Beyond Film Partners

半野喜弘監督、俳優の眞栄田郷敦、池内博之、尚玄、加藤雅也、Awichが登壇し、強烈なメッセージを残しました。

『夏へのトンネル、さよならの出口』

ジャパニーズアニメーションに選ばれた本作品は、何でも手に入るトンネルをめぐる若い男女を描きます。

登壇したのは田口智久監督と、花城あんずを演じた俳優の飯豊まりえ、プロデューサーの松尾亮一郎が登壇。本作品が劇場では終映していることを受けて、飯豊は「これをきっかけに再上映できるといいですね」と期待を込めました。

『カイマック』

コンペティション部門にエントリーした本作は、その作品の多くが映画大学の教材にもっているミルチョ・マンチェフスキ監督による、二組の夫婦を主人公にしたブラックコメディ。

©Banana Film, Meta Film, N279 Entertainment, Jaako dobra produkcija, all rights reserved, 2022
©Banana Film, Meta Film, N279 Entertainment, Jaako dobra produkcija, all rights reserved, 2022

マンチェフスキ監督と、俳優のサラ・クリモスカ、アナ・ストヤノスカらが登壇しました。

(取材・写真・文:遠藤)

 

[開催概要]

「第35回東京国際映画祭」

期間 : 2022年10月24日(月)〜11月2日(水)[10日間]

会場: シネスイッチ銀座、丸の内TOE(I 中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、 ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、マルキューブ、有楽町micro、東京宝塚劇場、東京国際フォーラム(千代田区)ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用

主催:公益財団法人ユニジャパン(第35回東京国際映画祭実行委員会)

共催:経済産業省 国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業) 東京都(コンペティション部門、ユース部門)

後援:総務省/外務省/千代田区/中央区/独立行政法人日本貿易振興機構/国立映画アーカイブ/一般社団法人日本経済団体連合会/東京商工 会議所/一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/一般社団法人外国映画輸入配給協会/モーション・ピク チャー・アソシエーション(MPA)/全国興行生活衛生同業組合連合会/東京都興行生活衛生同業組合/特定非営利活動法人映像産業振興機 構/一般社団法人日本映像ソフト協会/公益財団法人角川文化振興財団/一般財団法人デジタルコンテンツ協会/一般社団法人デジタルメ

ディア協会 

支援:文化庁

公式サイト:www.tiff-jp.net

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